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  • 2026年01月15日

電気工事における見積りの仕方とは?作り方の手順と考え方をわかりやすく解説

電気工事に関する知識
電気工事における見積りの仕方とは?作り方の手順と考え方をわかりやすく解説

電気工事の見積りは、材料費や労務費など複数の要素を整理しながら作成する必要があります。

「何から手を付ければいいのか分からない」
「見積りの流れが曖昧なまま作っている」
と感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、電気工事の見積りを作成する際の全体の流れと、各工程で押さえておきたい考え方を順番に解説します。

工事見積書そのものの役割や構成については、工事全体を対象に整理した記事で解説しています。

 

電気工事の見積りの作り方【全体の流れ】

電気工事の見積りは、大きく次の流れで作成します。
  1. 過去の類似案件・条件を整理する
  2. 図面や仕様から設備内容を把握する
  3. 材料費を算出する
  4. 労務費を考える
  5. 見積書としてまとめる
以下では、それぞれの工程で何を考えるべきかを順番に解説します。

 

電気工事の見積りの仕方

電気工事の積算では、似たような案件を参考にしながら必要な材料・作業量を特定していくのが一般的です。電気工事における具体的な見積りの仕方を解説します。

 

過去の類似案件・条件を整理する

見積りを始める前に、過去に似たような工事をしていないかどうかを建物の用途・規模や設備などから探し出します。

物価や人件費の変動を考慮に入れながら、最新の単価を積み上げていくとスムーズに積算が行えます。公表されている単価資料や、市販の積算マニュアルを参考に単価を設定するのも一つの方法です。

 

設備内容・仕様を正確に把握する

顧客から提供を受けた図面をもとに、建物の用途や規模に応じて必要な設備を把握します。

受電方式や建物特有の設備の有無についても確認が必要です。不足している設備や改修が必要な設備についても確認しておきましょう。違法工事にならないよう、建築基準法・消防法や自治体の条例の改正情報も確認したうえで対応することが大切です。

 

材料費を算出する

作成した図面から必要な部材を特定しながら、材料費の概算を算出します。引き込み設備や照明器具といった中項目ごとに、工事を実施する建物の面積や部材の数量などを引用して概算を求める方法が一般的です。

中項目といっても、建物の内外に設置されている設備は数多いため、正確に積算業務を進めるためには図面を隅々まで確認する必要があります。図面には配線や部品などが細かく描かれているため、部材ごとの単価の拾い出しは面倒だと感じがちで、しかもミスが多発しやすいです。工事の受注後にミスが発覚すると、赤字工事の原因にもつながります。

図面を引いた本人でも、部材を拾い出すときに部材の数や長さを間違えやすいため、図面作成者以外の人が拾い出し作業をするときは特に注意が必要です。

部材は種類ごとに単価が異なるため、どの部材なのかを特定した上で、数量や長さなどを掛けてそれぞれの部材の金額を計算します。配線図の場合には、実際の配線に必要な長さを間違えないようにすることが重要です。配線部材を長めに確保しておくのもよいでしょう。

図面に線が重なっている部分が多いと、必要な線の数を間違えやすくなります。線の数え直しも発生する可能性も高く、図面からの部材拾い出しにはとても時間がかかります。

図面と同時に見積書を作成できれば便利ですが、それが無理であれば少なくとも図面を引く段階で部材の種類や数をメモ書きしておく工夫が必要です。部材の種類や数量にミスがあった場合、工事代金を多く請求した場合だと顧客との信用問題につながりかねません。

反対に、本来請求できるはずの代金を見積に含めなかった場合は、会社の損失となってしまいます。材料費の算出には慎重さが求められるのです。

 

労務費をどう考えるか

電気工事の見積りでは、材料費だけでなく、作業にかかる人件費(労務費)の考え方も重要です。

実務では、作業時間の目安として「歩掛」を基準に労務費を考えるケースがあります。
ただし、歩掛の具体的な数値や算出方法は工事内容や会社ごとに考え方が異なるため、このページでは詳しい計算までは扱いません。

見積りの段階では、「どの工程に、どれくらいの作業が必要か」を整理し、労務費を見積もることが大切です。

 

見積書としてまとめる際の注意点

材料費や労務費を積み上げたら、それらを見積書として整理します。
このとき重要なのは、金額だけを並べるのではなく、「なぜこの金額になるのか」が自分でも説明できる状態にしておくことです。
電気工事では、作業時間が短く見える場合でも、移動や準備、待機といった顧客に見えにくい作業が含まれています。

見積書を作成する際は、こうした作業も工事費に含まれていることを必要に応じて説明できるようにしておくと、金額に対する認識のズレを防ぎやすくなります。
また、見積書の項目や表記を整理しておくことで、後から内容を見返したときや、修正が発生した場合にも対応しやすくなります。

工事全体の見積書の考え方や、見積書に含める項目の整理については、工事見積書の基本を解説した記事でまとめています。

 

脱エクセル!電気工事の見積りにソフトを導入するメリット

電気工事の積算はエクセルでも可能ですが、積算ソフトを導入することで正確な見積書を作成でき、しっかりと利益を残せる体制を構築できます。ここでは、積算ソフトを導入する主なメリットを解説します。

 

ミスのない見積書を作成できる

積算ソフトの導入により人為的ミスを防ぐことが可能です。請け負った工事で確実に利益を出すには、正確で抜けのない見積書の作成が欠かせないものの、エクセルによる管理ではヒューマンエラーは避けられません。電気工事は使用材料が多い分だけ作業料が増えるため、レイアウトを崩してしまったり歩掛を見間違えて入力したりするリスクがあります。

積算ソフトは製品によって性能が異なるものの、人為的なミスを大幅に軽減して正確な見積書を作成できるのが特長です。もちろんエクセルよりも工数を削減でき、短時間で見積書を作成できます。

 

管理業務にも活用できる

電気工事は材料が多いため原価管理が煩雑になりがちです。協力会社と連携して工事を進めることも多く、受発注管理に振り回されるケースも少なくありません。積算ソフトによっては原価や受発注、工程表の管理ソフトと連携できるため管理業務の効率化が実現できます。

 

書類作成にも対応できる

工事ごとの原価を適切に把握するには工事台帳の作成が必須です。また、工事の進捗や利益率、経営状況の把握や管理をするためにも欠かせません。

しかし、目の前の業務が忙しくて工事台帳の作成を先送りにしているケースもあるようです。積算ソフトのなかには工事台帳の作成に対応しているうえに、顧客情報の管理や日報作成ができる製品もあります。

積算ソフトがあれば、業務を効率化しつつ利益の確保も可能です。

ここまで紹介したように、見積り作成は確認事項が多く、人力で行うとミスや手戻りが起きやすい作業です。

 

電気工事の積算ソフトなら「plusCAD電気α」がおすすめ!

積算作業には正確さが求められますが、手書きやCAD図面から部材や配線を拾い出す作業は至難の業です。作業員の人数や稼働時間を割り出す歩掛にも直結するため、1つのミスが工事全体に影響を及ぼす恐れもあります。

「plusCAD電気α」なら電気工事の図面を引いた後に1クリックで見積書が完成するため、部材の拾い出し作業から解放されます。手書きやPDFの図面も取り込めるため、図面作成の時間も大幅に短縮できます。操作サポートも充実、効率的に積算業務を進めて利益アップを目指すために、「plusCAD電気α」を導入してみてはいかがでしょうか。

 

電気工事の見積りについてよくある質問

積算業務でミスが発生するとどんな問題が発生するのですか?

工事に必要な部材が足りなくなったり、作業員が確保できなくなったりするなど工事の進行に支障が生じます。積算ミスによって顧客への過大請求が判明した場合は、金銭管理や技術に疑問を抱かれるなど会社の信用問題につながります。

また、本来請求すべき費用を見積りしていなかった場合は、会社の損失を招いてしまいます。正確な積算業務は会社を守ることにもつながるのです。

 

電気工事の見積りの仕方はエクセルと積算ソフトで変わる?

電気工事の見積りについて、エクセルと積算ソフトでは必要な手順や作業時間といった点で違いが生じることがあります。適正な利益を確保するためにも、正確な見積書を作成する必要があり、積算ソフトの導入が望ましいでしょう。

積算ソフトは、現場と事務作業を両立するために不可欠な業務効率化を促します。エクセルでも電気工事の見積りは可能ですが、テンプレート作成や関数の入力など初期設定が必要で、ファイル管理の手間も発生します。

その点、ソフトなら導入後すぐに実務に活用できる上、定期的に変更されるデータを簡単に更新できるツールもあるため、作業時間を短縮することが可能です。

 

電気工事の見積りの仕方で重要なポイントは?

電気工事の見積りでは、内容が明確でわかりやすく、価格設定が適切であることが重要です。過去の類似する案件を見て、数量や単価を分析する必要があります。ただ、歩掛は変動しやすいため、最新データに更新しなければならない箇所は詳細を確認しましょう。

積算ソフトなどのツールを使うことで、データ更新を自動化できるため便利です。また、見積書の作成は細かな作業が多く含まれますが、システムにより効率化できれば書類作成にかかるコストも削減でき、取引先の負担軽減につながります。

 

電気工事の職人でも見積りの仕方を知っておいた方がいい?

電気工事現場にて施工のみを請け負う立場であっても、見積りに何が書いてあるのか理解できる程度には知識をもっておく方が良いでしょう。実際に、職人あがりで見積りの仕方が曖昧で見積書が作成できない、相手とのやり取りに困ってしまう、といったケースもあります。

契約から施工、請求までをトラブルなく円滑に進めるために、見積りの仕方や見方を知っておくことは大切です。将来的に独立、開業を考えている人であれば、実際に見積りを作成する段階になって困らないためにも、考え方や要点は押さえておくことを推奨します。

 

電気工事の見積り作成におすすめのテンプレートやソフトは?

電気工事の見積りは、エクセルのテンプレートを活用することで作成の手間を軽減できます。インターネット上で無料配布されているテンプレートを使うことも可能ですが、自社で独自のものを作成し、使いまわしていくと便利です。

ただし、すでに完成されているフォーマットをカスタマイズすると、設定されている関数や書式が壊れてしまう可能性があるため注意が必要です。

積算ソフトでは、データの自動更新や過去データの参照といった高度な機能を備えたものも多く、業務効率化を促すことが可能です。積算データから見積書や施工計画書の作成、施工管理にデータを活用できるものが多く、自社に合ったものを選定しましょう。

 

電気工事の見積りで類似案件がない場合はどうしたらいい?

電気工事の見積りの仕方では、最初に類似する案件を見つける作業から始めますが、似たような見積りがない場合は、一から見積りを作成することになります。まず、工事を作業単位に分解し、標準的な単価などを参考にして見積りを作っていきます。

労務費の目安として、国土交通省の「公共工事設計労務単価」を参照するのも1つの手です。地域ごとに単価が設定されており、顧客への説明においても金額への信頼感を得やすくなります。

ただし、民間工事では現地調査や工事の特殊条件など、実際の条件に合わせて調整を行うことが重要です。

 

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