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複雑な電気図面でも見方が分かるポイントとは?

  • 公開日:2018年12月06日
電気工事に関する知識
複雑な電気図面でも見方が分かるポイントとは?

一口に電気図面といっても種類は多く、初心者でも分かるような簡単なものから難しいものまで様々です。複雑な電気図面を読み取るためには、いくつかのポイントを押さえておくことで、見方がより分かりやすくなるでしょう。実体配線図は誰でも理解できるというメリットはありますが、複雑な回路になれば分かりにくく見直しが必要になってしまいます。電気図面の見方を覚えることで電気回路が見やすくなり、図面を書くこともできるので仕事をする相手にも意図を伝えやすくなるでしょう。

標準電気回路記号を覚えるのは必須!

電気図面の見方を覚える際には、電気回路記号(電気シンボル)を理解しておくことが大切です。電気回路は、電源やスイッチをはじめとする多くの電気回路記号で構成されるので、その意味と使い方を覚えておくのが基本です。電源の記号ひとつだけでも、交流電源や直流電源、電池2種類などがあり、他にも線で表す「ワイヤー」や、ジグザグな形の「抵抗器」、二本の線で表す「コンデンサ」などがあります。電気図面には、これらの記号を使用し、一連の電気の流れは左から入力、右側へ出力、外部からの電源は電気図面の右側に表記します。この流れに沿って左から右へ、上から下へと読み取りましょう。そして、回路基板で分極されているものは極性を識別しなければなりません。また、抵抗器やコンデンサなどの電気部品についても、オーム数などのバリューが示されているので、それぞれの部品に示されているもので電気図面から読み取ることができます。プラスバイプラスのplus電気CADαには多くの電気シンボルや電気回路が搭載されており、見て覚えることができるので利用すると便利でしょう。電気シンボルは電気図面にとって、例えてみれば製品の部品のようなもので、なくてはならない要素。似ている記号が多いのですが電気図面の正しい見方のためには、それぞれの意味を理解しながら覚えておくと良いでしょう。

 

制御回路のシーケンス図について

有接点シーケンス制御という電気制御技術は、シーケンス図という電気図面で表します。一般に電気機器には、電気図面として実体配線図が付いてくることが多いのですが、これは電気制御機器同士がどのように電線で配線され接続しているかを表したもの。配線が複雑になってくると、配線を追っていても途中で分からなくなる可能性もあります。シーケンス図については難しく考えずに、オンオフの切り替えや動作をするかしないか、電流が流れるか流れないかの違いを表していると覚えておきましょう。電気図面のシーケンス図は、一般にモーターなどの負荷を動かす主回路と、主回路を操作する操作回路に分けて書かれます。よく使われる電気制御機器には、押しボタンや電子タイマー、容量の大きいモーターやヒーターなどのスイッチに使われる電磁接触器、マイクロスイッチなどがあります。

 

電気図面の意義とは?

電気図面は設計者が図面に描くものですが、実際には製作者は異なる場合が多いものです。製品を作る際の設計技術者と製作者、この両者間のコミュニケーションをとるための道具が電気図面といえるでしょう。電気回路設計者が書く電気回路図には、シーケンス図や屋内配線図、複線図、モーターの図面など多岐に渡るものがあります。これらの図面の範囲は広く、回路図や配線図、部品図や組立図などがあり、設計者は書くことはもちろん電気図面の正しい見方を知ることが大切でしょう。電気図面を正しく読み取るには、配線など基本的な知識の他にも、部品や組み立てた製品の図面までの電気図面の読み方と描き方、両方の知識が必要です。製品作りに携わる人が、お互いの意図を知るために電気図面を読み取れなければならないのです。また、現場では相手が読みやすい電気図面を作成することも必要です。これはマウスひとつの操作で簡単に電気シンボルを置くことができ、きれいに図面を書くことができるプラスバイプラスの電気CADを利用することで実現できるでしょう。

 

電気CADを使うと電気図面を読むことも!

電気図面は電気の流れを丁寧に追っていくことで、複雑なものでも読み取ることができますが、そのためには見やすいきれいな電気図面であることが大切です。また、電気図面の見方の基本は、数ある電気シンボルの意味を理解して活用できるようにすることや、電気部品についての知識が必要です。覚えることが多い電気図面について、難しいという意識が先に立ってしまいがちですが、ひとつひとつの意味を理解していくことで覚えやすくなるでしょう。電気図面の見方は、設計技術者の意図を正しく読み取ることが大切なので、基本に忠実に必要なものを理解しておくことが重要です。電気シンボルなど、多すぎて覚えるのが大変という時にはplus電気CADαに搭載されているものも活用できます。電気CADを使うことには、電気図面の見方が容易になり仕事の流れもスムーズに進むというメリットがあります。現場でも臨機応変に使うことができるplus電気CADαを導入することで、例え急な変更が重なっても電気図面を変更でき、きれいな図面なので読みやすく相手に正確な意図が伝わるでしょう。

 

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