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電気工事用の図面にいろいろな図記号が分かりやすく用いられる理由

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電気工事用の図面にいろいろな図記号が分かりやすく用いられる理由

電気工作物に行う電気工事には、配線図と呼ばれる専用の図面が欠かせません。なぜなら、工事で使用する電線やケーブルにもたくさんの種類があり、誤って規格外の部材を使わないようにするためです。
電気工事は、国家試験に合格した電気工事士でなければ行うことが認められていません。その理由は、目に見えない電気はとても便利なエネルギーですが、間違った使い方をしてしまうと発火したり漏電によって感電することがあり、とても危険だからです。そこで、一定の知識と技能が、電気工事士の試験では問われることになっています。
工事することを認められた電気工事士は、共通の図記号を使った配線図を使うことで工事全体の把握や作業内容をより正確に理解できるのです。

電気工事に欠かせない600Vビニル絶縁電線(IV)と実際の工事での注意点

電気工事で使用する電線やケーブルの太さは、通電させる電流の大きさに応じて選ばなければいけません。なぜなら電気を流すことで少なからず電力のロスが発生するからです。ロスにより電気が熱に変化して導体そのものの温度を上昇させ、場合によっては被覆している絶縁物にも影響を与える危険もあります。
一般用電気工作物の工事で使う代表的な導線として、600Vビニル絶縁電線(図記号ではIVと表記する)が用いられます。この電線の特徴は、屋内配線として広く使用されていて、最高許容温度が60度と定められています。この温度以上になってしまうと絶縁被覆が溶け出したり引火する危険も考慮しなければいけません。そこで許容電流という規定があり、例えば直径が1.6mmの単線では最大で27Aまでの電流を流すことが認められています。電線の直径が大きくなれば、それだけ大きな電流を流せるので、電気工作物での使用方法に応じて電線やケーブルを選ぶ必要があるのです。
電線の性能とは別に、実際の分岐回路ではいくつかの約束ごとが設けられています。まず分岐回路とは、屋外の配電線から引込線(一般的には引込用ビニル絶縁電線を使い、図記号ではDVと表記)を経て屋内にある分電盤まで受電された後、屋内配線を効率的に行う目的でいくつかの回路に分岐させることをいいます。分電盤には、それぞれの回路ごとに配線用遮断器を設置させます。もしも何らかの原因で回路に大きな電流が流れた場合にこの配線用遮断器が作動し電流を遮断します。その目的は、過電流による電線の温度上昇や発火などが挙げられます。
配電盤まで受電された元となる幹線から使用目的に応じて細い幹線に分岐する場合、許容電流が幹線の55%以上確保できれば制限はありませんが、35%以上の場合には太い幹線との分岐から延びた細い幹線の長さが8m以下となる場所に過電流遮断器を設置する必要があります。太い電線に比べると細い電線は過電流に弱く、危険を回避する上で義務付けされています。
このような工事における取り決めは、目に見えない電気を安全に利用するためで、600Vビニル絶縁電線を図記号でIVと表記したり、過電流遮断器を四角とBを組み合わせた図記号で表すのも、人為的なミスをなくしたい電気工事には欠かせません。

 

コンセントといっても実にさまざまなタイプがある!?

電気の図面で電線に次いで多く登場するのはコンセントかもしれません。コンセントは電気工作物内に配線された電気を簡単に使える受口となる器具です。
例えば単相100V用の15Aコンセントは、その電源受口は二本の平行な差込口になっています。他にも、単相200V用の15Aコンセントでは、同じ二本でも一列に並んでいて、単相100V用の受口とは形状が異なります。その理由は、電気機器内に想定と異なる電流が流れて内部を破損することから回避するためです。同じ200Vでも、電流の流れ方が異なる三相用でもコンセントの形状が違います。
例えば、壁に埋め込み設置される100V用の15Aコンセントを表す図記号は、円の内部に二本の横棒を書き、さらに左側を黒く塗り潰したものを使います。もしもその図記号の右側に「2」と表記があれば二口コンセントを意味します。他にも「E」なら接地極め付きとなります。接地極め付きとは、アース線が取れるコンセントで、漏電の危険がある水まわりなどで重宝します。「LK」はロック機能付きで、コードが抜け落ちてしまうのを防ぐことができます。他にも、天井につける照明器具用のコンセントや不要な時は床下に格納できるなど、コンセントも用途に応じていろいろあります。それらは、図記号によって区別され、図面に表記されます。

 

スイッチも種類が豊富!暗い時に便利な位置表示灯内蔵スイッチなどがある!?

図記号では、黒丸で表記されるスイッチですが、点滅器とも呼ばれています。回路の一部に組み込むことで、通電と遮断を必要に応じて使い分けることができる便利な器具です。
もっともシンプルなスイッチは黒丸だけですが、右側に「3」や「4」、さらに「H」など追加された機能によって表記も異なります。
黒丸の右脇に「3」と表記される3路スイッチは、階段の照明器具に用いられます。このスイッチを二か所に設置し、それぞれのスイッチで器具のOnとOffを切り替えることが可能です。さらに、「4」と表記された4路スイッチでは、三か所以上の場所から器具を切り替えられます。複数の出入り口にスイッチを設けたい場合に便利でしょう。
「H」のついた黒丸の記号は位置表示灯内蔵スイッチのことで、器具を使用していない時に内蔵されたランプが点灯するので、暗い場所でも本体が簡単に見つかります。
他にも、周囲の明暗を感知して自動で点灯させることが可能なスイッチ(Aと表記)やヒモを引いて点灯させるタイプ(Pと表記)などもあり、それぞれに図記号が用意されています。

 

実線に破線!?実はとっても重要な意味があるの?CADならこれらの作業が簡単に行える!

電気配線用の図面で、電線やケーブルは線で表します。その時に実線を使えば、天井内に配線されることを意味しています。破線であれば床下を指し、点線なら露出して施工するなど図面に使用される線の種類によってどんな風に配線されるのかがひと目で分かります。さらに、線に沿って電線の種類を書き込むこともあります。例えば「VVF2.0」と記入されれば、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル・平形の直径が2.0mmを意味します。それ以外にも、「E19」などと書かれることがあり、この場合なら「E」がねじなし電線管を「19」が管の太さ19mmを表していて、その場合には管内に線を通すことになります。線の種類と記号を組み合わせることで、配線工事の内容がひと目で分かるので便利です。
電気専用CADによる図面作成のメリットは、これらの作業が手書きよりもずっと簡単に行えることにあります。使用する電線やケーブルの変更はもちろん、各装置の増減も項目を選ぶだけと簡単です。見やすい図面が仕上がるので、実際に作業をする電気工事士も図記号などを間違える心配がありません。
このように、さまざまな図記号を電気工事用の図面に表示することで、電気工事が安全で効率的に行えます。

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