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配管工の質が下がっていると懸念も!思わぬ水道工事のトラブルを防ぐには?

  • 公開日:2018年12月07日
水道工事に関する知識
配管工の質が下がっていると懸念も!思わぬ水道工事のトラブルを防ぐには?

水は生活になくてはならない重要なものだけに漏水などのトラブルが起こると生活に支障をきたしてしまいかねません。突然の水のトラブルで要望を受け、一般家庭を訪問するという会社も多いでしょう。しかし、その一方で始めの水道工事の段階でミスがあったというケースも見られます。「配管工の質が低下している」という意見も出ているのは見逃せないポイントです。水道工事を円滑に行うためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

 

 

水道工事のトラブルは少なくはない

国民生活センターや全国の消費生活センターに寄せられる給水装置工事のトラブルは年間2,000件を超えるといわれています。厚生労働省の調べによると2002~2005年のピーク時に見られた3,000件近い件数より減少傾向はあるとされているものの、見過ごせない問題といえるでしょう。水道工事でのトラブルが減らない理由として厚生労働省は届け出がない工事が増えていることも指摘しています。多いとされているのは「リフォームによる改修工事」「メーター下流側の増設工事」、そして「給水用具の増設工事と貯水槽水道から直結給水に切り替える工事」です。中には工事の後に高額な請求書を送るという業者も含まれていることは水道工事に従事する者にとってもあまり良い話題とはいえません。このようなトラブルを回避するためにも正確で安全な水道工事を心がけましょう。

 

家庭内で気づく異変のタイミング

普通に生活をしているうえで配管のミスや配管の劣化、腐食による漏水に気づくには時間差があります。多いのは床下が少しずつ沈むといった住居の異変で改修工事または調査を依頼して初めて気づくというケースです。この他には水道料金が上がることで水道局に問い合わせて発覚するということもまれなケースではありません。しかし目に見える状況として住人が気づいたときにはかなり事態が悪化していることも多い傾向です。床など建物にまで被害が及んでしまうと大がかりな改修工事が必要になります。また厚生労働省で指摘されている届け出がない工事に関しても十分注意をしなければならないでしょう。建物が老朽化してくるとリフォームとして行われるもので多いのが水回りの改修工事です。中古住宅として販売する際にも水回りはリフォーム対象として一番に考えられる傾向があります。後々トラブルにつながらないためにも配管のミスや無届け工事などにならないよう注意が必要です。

 

配管工の質が低下しているという懸念

無届けの工事や悪質な業者を中心とした水道工事のトラブルの他に配管工の質の低下を指摘する声もあります。配管工の質の低下につながっているのは配管の方法として増えているヘッダー工法の普及も原因のひとつといわれています。ヘッダー工法は使用する部材の種類も少なく工事もその後の維持管理も容易であることで採用している会社も多いでしょう。従来の管を細かくつないでいく在来工法は配管工の経験や技術が問われやすい工法でした。しかしヘッダー工法は工事しやすいということから研修に費やす時間も短縮化されがちなため、これが逆に質を下げているのではと懸念されているのです。ヘッダー工法で水道工事の時間短縮や部材の種類を減らすことには役立っているものの、一方で排水管の接続忘れなど初歩的なミスも目立っています。また工事が従来より簡単になったことで思わぬミスに気かないといったことも考えられます。

 

水道工事のトラブルを未然に防ぐには?

建物が古くなり老朽化が進んでくると水回りがいたんでくるのは当然です。かなり古い部材を使っているところや前に水道工事を行った業者による思わぬ手抜き工事が発見されることもあります。配管は普段目に見えない部分であるだけに使っている人でもなかなか気づけません。それだけに水道工事のプロとして常に安全で確かな工事、施工を心がけたいものです。そのためには配管工への適切な研修を行いましょう。そして必要な資格の取得ももちろん大切です。工事に必要な届け出も抜けてはいけません。仕事に慣れてしまうと思わぬミスをすることもあります。普段から点検は忘れないようにしましょう。

 

正確でスピーディーに水道工事を進める方法とは?

常に適切な部材を用意し正確で安全な水道工事を提供するには準備から考えていきましょう。現場で質の良い作業をすることはもちろん一番大切なことです。現場に着いてから不足に気づくことがあっては作業の遅れやトラブルにもつながります。スムーズな仕事には工事前の準備と部材の手配において見直しが必要かもしれません。繁忙期などの場合は思わぬミスを起こしがちです。間違った部材を購入してしまうこともあるでしょう。工事に必要な部材の拾い出しや見積もりが簡単にできるCADを導入するのもいいかもしれません。ささいな発注ミスや作業のトラブルも積み重なると会社にとっては損失です。初歩的な配管のミスを防ぎ、社内業務をスムーズにして顧客に安全を提供するためにはプラスバイプラスの水道CADのような便利で使いやすいツールの使用も検討してみましょう。

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