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現場で活躍するヘルメットのおすすめ主要メーカーを一挙紹介

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現場で活躍するヘルメットのおすすめ主要メーカーを一挙紹介

現場で使用するヘルメットは作業員の安全を守るために欠かせない道具です。最近では種類も多様化していますので、メーカーごとの特徴や機能性、デザイン性などを整理して知っておきたいという方も多いでしょう。この記事では、現場の作業員の方やヘルメットの購入を決定する経営層の方に向けて、主要なヘルメットメーカーの特徴についてまとめて解説します。

現場ヘルメットとは?


現場ヘルメットとは、工事現場などで作業従事者の頭部を保護するためのヘルメットのことです。JISの呼称では「安全帽」、法令上は「保護帽」とされています。労働安全衛生規則で定められた場所で作業を行うときは、厚生労働省の「保護帽の規格」を満たし、型式検定に通ることで得られる「検定合格標章」を貼付した上で現場ヘルメットを着用することが義務付けられています。

現場ヘルメットの構造は「帽体」と「あご紐」、内部の「ハンモック」と「ヘッドパッド」に分かれます。種類によっては「衝撃吸収ライナー」と言われる発泡スチロール製の半球状のパーツが組み込まれています。着用者が高所から落下したり頭部に落下物や突起物を受けたりすると、内部のハンモックが伸び、帽体との間にスペースを作ることで衝撃を吸収します。ライナーにはさらに衝撃をやわらげる効果があり、ダミー人形の頭部を落下させる実験では3分の1にまで衝撃が減ったと報告されています。

現場ヘルメットを選ぶ上では素材が重要です。材質は熱硬化性樹脂製の「FRP」と熱可塑性樹脂製の「ABS」「PC」「PE」の4つに大別され、以下のような特徴があります。

FRP:耐燃性、耐熱性、耐候性に優れるが、耐電性はない。耐有機溶剤性能あり。
ABS:耐電性に優れるが、高熱環境では推奨されない。耐有機溶剤性能なし。
PC:基本的にABSと同じ性能だが、比較すると耐燃性、耐熱性、耐候性に優れる。
PE:耐有機溶剤性と耐電性が高い。耐候性もあるが、耐燃性と耐熱性には劣る。

購入後はそれぞれの素材の耐用年数にあわせて買い替えなければなりません。一般にはFRP製で使用開始後5年、ABS・PC・PE製で3年が交換時期とされ、汗などで傷みやすいヘッドパッドやあご紐は1年を目安に交換が推奨されています。とはいえ現場ヘルメットは消耗品ですので、不具合が見られる場合はすぐに買い替えましょう。

 

おすすめの現場ヘルメットメーカー7選


役割と基本構造は同じでも、現場ヘルメットは近年、機能面においてもデザイン面においても多様化しています。ここでは現場でよく用いられている主要7メーカーをご紹介します。

 

ミドリ安全


ミドリ安全は、作業従事者のワークシーンや過去の事故事例の分析を通じて、実際的かつ安全なヘルメットを開発しているメーカーです。主力商品の「SC(セイフティ・キャップ)ヘルメット」は、従来のキャップ型よりも後部を広く覆うデザインになっているため、転倒時の後頭部への打撃に強く、前後からの衝撃にも、ヘルメットのズレや脱落を防ぐ「脱げ防止機構」で耐えられる仕様になっています。また、ベンチレーション機能付きのシリーズはヘルメットの上部に通気孔をあけることで空気の循環を良くし、作業に伴う頭部のムレを解消します。雨天時に嬉しいレインガード(雨垂れ防止機構)の付いたタイプもあり、全体として作業員の着用シーンに配慮したヘルメットメーカーと言えます。

 

タニザワ


タニザワは安全性だけでなく、軽さや涼しさを追求しています。なかでも「エアライト」シリーズはシールドの無いタイプで365g、あるタイプでも430gと比較的軽量なうえに、全高も13.3㎝とコンパクトなので、ヘルメットが上方構造物に当たってしまう機会を格段に減らせます。また、シリーズ名にもなっている「エアライト」は発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーとは異なる内装体で、他社製品にはない優れた通気性を維持しています。こうした機能性に加えて、衝撃吸収の考え方を一変させた「サポートブロック」により、ハンモックの頭頂部にあるハニカム構造が飛来落下物の衝撃をやわらげる作りになっていますので、安全性も確保できているところがタニザワの特長です。

 

進和化学工業


40年の実績を誇る進和化学工業はヘルメットの部品や構造を知り尽くしたメーカーです。製法へのこだわりもあり、遮熱ヘルメットとして知られる「Thermal-Resist(サーマルレジスト)」シリーズでは試験温度差がマイナス11℃という驚異的な数値を計測しています。帽体に練り込んだ遮熱樹脂により直射日光による熱を軽減するだけでなく、通気孔を利用したムレ防止構造により、着用者の熱中症リスクなどを軽減します。また、カラーバリエーションが豊富で、視認性を高めるスケルトンバイザーを付けた製品やマット塗装を施した製品もラインナップに含むなど、デザイン面にも特徴があります。短い納期での納品が可能な点もポイントです。

 

DICヘルメット


DICヘルメットは超軽量なだけでなく、強さも兼ね備えた製品デザインとして有名です。軽量化を徹底した「軽神(けいじん)」では、単三電池5本よりも軽い270gという業界最軽量を実現しています。シールドのない一般的なヘルメットの400gという重さを考えると驚異的な数値ですので、日常的に現場ヘルメットを利用する人ほど違いを実感できるでしょう。また、帽体と衝撃吸収ライナーを一体成型する「インモールド工法」によって、軽さだけでなく安全性も確保しています。通気孔の付いていないタイプでは耐電性もありますので、低価格で超軽量な唯一の電気用規格ヘルメットとしても人気です。その他にも「ヒートバリア」シリーズでは温度差マイナス12℃を実現するなど、性能の向上に余念がないメーカーです。

 

加賀産業


加賀産業は軽くてかぶりやすいヘルメットを追求しています。加えて、製品であるKAGAヘルメットは品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001と環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得した工場で製造されていますので、環境にも配慮したヘルメットとして知られています。ロングセラーを誇る「MNタイプ」はヘッドバンドの止め具がヘルメットの内部に収納されている発泡PEタイプを採用しており、カラーも10色から選べます。シンプルで使いやすく、とりわけ上を向く機会が多い電気・空調・屋根などの作業に最適です。その他にも防塵や眩しさから目を保護できるアイシールド付きの「FNⅡタイプ」なども親しまれています。

 

トーヨー セフティー


トーヨーセフティーは暑さ対策や汗対策などの着用感にこだわったヘルメットを開発しているメーカーです。例えば送風機内蔵ヘルメットとして知られる「Windy Helmet(ウィンディ―ヘルメット)」では、正転(帽体内への吸気)と逆転(帽体外への排気)の両方を実現できるファンモーターを業界で初めて採用し、清涼感を直に感じられる作りになっています。もし汗をかいたとしても悪臭を予防できる消臭加工剤を使用しているため、新品時の着け心地を長く味わえるはずです。モーターの稼働時間も8時間と長保ちします。稼働には乾電池が必要ですが、モーターと電池を含めても総重量は572gほどなので、軽量化も考えて丁寧に作られていることを感じられるはずです。

 

スミハット


スミハットは初めてフェノール樹脂を用いてヘルメットを実用化したり、アメリカンタイプを他に先駆けて商品化したりと、業界のパイオニアの位置を保ってきました。そのため安全性や耐久性だけでなく、信頼性の面でも定評があります。現在のラインナップには黒い艶消し加工を施した「KKC3&KKC」シリーズや、かぶり心地と涼しさを追求した「KKXシリーズ」などがあり、特に後者はシールド付きヘルメットの欠点である前部への傾きズレをフィット性と重量バランスの最適化によって克服した優れものです。その他にも透明バイザーシールド付きの最軽量クラスのモデルや、熱中症対策用のヘルメットなど、用途にあわせて一通りのラインナップを揃えています。

 

現場ヘルメットは定期的に交換し、安全性と快適性を確保しましょう


現場ヘルメットは作業員の安全を守るのはもちろんのこと、近年では清涼感・軽量性・快適さを求めて改良された製品が種々、登場しています。しかしどれだけ性能が改善されても、汗による傷みや経年劣化は避けられません。できるだけ定期的に新しいものと交換して、事故による頭部への衝撃を軽減するという本来の機能を保つことが大切です。選定にあたっては熱硬化性樹脂製か熱可塑性樹脂製かを判断して、現場に適したヘルメットを選ぶようにましょう。

 

 



 

現場ヘルメットについてよくある質問


ヘルメットのインナーだけ交換することも可能ですか?


インナー(内装品)のみの交換も可能です。実際あご紐やヘッドパッドなどは汗による消耗が激しいため、部品のみの販売もされています。

 

シールド付きヘルメットにはどんな種類がありますか?


シールドは破片や屑から顔を守るためのものですので、保護したい範囲にあわせて種類が異なります。安全性を重視するなら顔全体を保護できる大きなタイプ、目元だけでいいなら小ぶりで曇り止め加工がされたタイプ、軽さを重視したいならより小さめなタイプなど、用途や機能によります。ムレ防止に通気孔があいたものや、紫外線を99%防げるものもあります。

 

汗をかいて暑いけど夏場でも快適な現場ヘルメットはありますか?


これまでに紹介してきたように遮熱素材を用いた製品や送風機内蔵の製品、通気孔が多い製品など、夏場向けの現場ヘルメットは多数あります。体感温度が気になる場合は着用に伴う温度差が明示されているモデルを選ぶのもいいかもしれません。

 

現場ヘルメットに名前を入れてもらうこともできますか?


名入れ加工は可能です。一般的には数百円で、社名はもちろんのこと、個人名や緑十字、安全第一などを印刷できます。

 

 



 

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