導入の目的/課題
- Excelでの案件管理がすごい負担でいつまでも成長しないと感じていた
導入効果
- 負担が半減し1年間の仕事のペースを作りやすくなった
- 社員も一緒にどうやったら儲かるかを考えられるようになった
Q、KANAME導入前の状態を教えて頂けますか?
A、2021年の1月に社長就任後、1年間は勉強と決めて、会社の諸経費から根本的に全部見直そうって思ったんですね、するとやっぱり一個一個の工事がどれくらいの利益が出ているかっていうのを知りたくなっちゃうんですよ。
なので年間300件近くある案件を一人でExcelで管理していて、会社が休み日にやったり、すごい負担になってましたし、これではいつまで経っても成長しないなぁと思ってました。
Q、導入していかがでしたか?
A、KANAMEを使って、みんなに協力してもらいながら作るっていうのは、会社としても、一個のやり方としては凄くいいなあと思ってます。
今回このソフトで一年間の仕事量を踏まえてどれだけ仕事をやるっていうペースを作って行くのにも、凄く助けになってます。
Q、具体的にどうお使いになられてますか?
A、自分が工事台帳の項目を作って、従業員さんに日報を入れてもらって人工換算はそれでやる。
材料とか経費関係は会計のほうに打ち込んでもらって、工事が終わったら会計の方で請求書を出します、で完了ですっていう形を今作っている状態ですね。
Q、KANAMEのいいところは?
A、やっぱり日報が把握できるっていうのと、工事一つ一つの出来高がみんなで共有できるっていうのがいいですよね。
日報を毎日打ち込んでいけば残りこれだけっていうのが出てくるじゃないですか?
じゃあ、あと何人工じゃないと利益残らないよねとか、ちょっとこの工事安すぎだなっていうのも分かるし、次こういう風にして行かないとまずいなあっていう目安にはなります。
みんなが「これだけ儲かる」「どうやったら儲かるんだろう?」っていう風に考える一個のツール、だからもっと頑張ろうって思えるようになるのかなって思います。
Q、導入後負担は減りましたか?
A、今までやってたExcel入力もなくなったし負担は半減ですね。
今までは、ご飯食べて風呂に入って寝るだけっていう状態だったんですけど、今は家族と一緒にご飯食べて子供をお風呂入れるっていうのは出来るようになったし、子供と触れ合う時間は増えましたよね。
Q、建設業界は、きっちり原価管理しなくても、経験や勘で、ある程度は把握できるという風に言われる方もいらっしゃいますが…?
A、多分経験に勝るものはないと思ってます。
でも新しいものが出てくると経験だけじゃ対応ができないんですよ、きっと。新しい工事をどんぶり勘定でやって痛い目見るぐらいだったら、前もってやっといたほうがいいと思うし。
で、従業員さんたちの意識改革っていうのも、やらせるんじゃなくて、一緒にやってるっていう感覚が大事だと思うんですよね。
そのベースを作るにあたって参考になるもの、自分はKANAMEだったんですけど、各会社によって合う合わないがある中でも、見える化してみんなで意識改革して行くのは大事なことなのかなと思います。
Q、将来の目標などがあればお聞かせ下さい
A、「御殿場一の電機屋になりたい」っていうのが社長になった時の一番の目標です。
そのためには会社の中が良くないと駄目だなって思っているのでコミュニケーション・信頼関係を大事にしてます。
自分が横柄だったら誰もついて来ないと思うんで、自分の信念は謙虚なところ。
朝早く出社してみんなに「おはよう」、でみんなが帰ってきて「おかえり、おつかれさまでした」って言えるリーダーでいたいです。
もちろん言いたいことが言える仲でいたいし、やらないといけないことはちゃんと言うことができる関係性は大切にしています。
Q、未来のKANAMEユーザーに一言お願いします
A、今まで休みの日までやってた仕事を誰かに任せるとなった場合、どれだけ膨大なお金がかかるのかな?って考えたら、今の世の中ソフトで把握できるっていうのも一つの手だよっていうのはありますね。
スマホと一緒で一回使ってみて慣れてくると、「もっとこうしたい。ああしたい」みたいな意欲が出てきて、でやっていくと、いつの間にか仕事のノウハウっていうか、こういう風にしていけば、もっと儲かるんじゃないかっていうのが分かってくる。
これはやっぱり経験しないとわからないし、ソフトを入れたから出来るっていうものじゃないんですけど、やりたいと思ったら一歩踏み出す!挑戦するっていうのが大事なのかなって思います。