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照明で暮らしはどう変わる?電気工事は建物の耐用年数も考えよう

  • 公開日:2018年12月06日
電気工事に関する知識
照明で暮らしはどう変わる?電気工事は建物の耐用年数も考えよう

照明とは本来暗い場所を見やすくするのが目的でした。しかし時代の移り変わりとともにその役割には変化がみられます。一般の戸建て住宅やマンションといった住環境のほか、イベント会場やテーマパークなど照明がもたらす効果は計り知れないものです。電気設備には耐用年数があります。安全を守るための自主保安を含め、照明で期待できる効果と役割について解説します。暮らしに欠かせない照明を通して快適な空間を提案してみましょう。

照明がもたらす現代の役割とは?

照明はただ明るくするというだけでなく、さまざまな演出に使われることがあります。誰もが目にしやすいものでいえばイルミネーションです。美しい光で彩られたテーマパークや建物、そして街路樹などに癒される人は多いでしょう。イルミネーションとはやや異なりますが、既存の建物を利用した照明の演出ならプロジェクションマッピングも人気です。プロジェクションマッピングは映像や音響も入ってくるので大掛かりなものが主ですが、イルミネーション同様、光で人を癒すということには変わりません。このように照明の役割は時代とともに変化しています。住環境での電気工事も従来とは少し目線を変えた提案をすると差別化につながるでしょう。照明はそれだけに特化した職業も存在しています。暮らしが楽しく快適になるプランを提案してみましょう。

 

一般住宅など住環境に求められる照明

住環境の場合は実用性が伴うことはもちろん重要です。一方で、空間を演出することも求められます。例えば間接照明などがそのひとつです。間接照明は周囲の壁などを利用するというタイプなので、明るさに関していえば実用的とはいえません。それでも人気なのは空間演出に関心の高い人が多いといえます。
視認性が求められる場所は色や形が見やすい照明が必要です。しかし浴室や寝室、廊下のような空間ではやや明るさを落とした照明もいいでしょう。気分で変えたい人には自由に調光できるものも人気です。テラスや庭、屋上にはリゾート地やホテルのような照明を取り入れることも珍しいことではありません。キッチンなど作業する場所では見やすい照明を、リラックスしたい場所は穏やかな照明という使い分けもできます。もちろん、お客さまがどんなものを求めているかをまず聞くことが前提です。お客さまの希望をベースにプロの目線でサポートしましょう。

 

建物との耐用年数との関係性は?

一般的に照明器具の耐用年数は10~15年といわれています。使い方や環境に応じて差は出るため、それよりも短い場合もあります。もちろん15年を経過しても使用に問題がないものもあるでしょう。電気設備に関していえば15~25年が目安と考えられています。電気工事は建物と切り離せないものです。建物の寿命やメンテナンス時期なども考慮して提案ができれば理想的といえるでしょう。実際にそこで暮らす人や建物を管理する側にとっては、メンテナンスをできるだけ同じ時期に重ねた方が費用の面でも時間の面でも都合がいいからです。しかし木造の戸建て住宅の場合と鉄筋造の場合では寿命は異なります。建物そのものより、10年前後がメンテナンスの目安といわれる外壁や外構などは参考にしやすいかもしれません。

 

要な資格は?自主保安の重要性

電気工事で必要になってくるのがその後の管理、自主保安です。住宅メーカーなどの場合は定期的に家の状態をチェックするアフターフォローが増えています。電気工事でも、安全管理のための定期点検が求められます。どのような設備にするかで点検の頻度は変わってきますが、怠ってしまうと火災や漏電の原因を見流してしまうこともあります。配線に問題が起こっていても使う人には気づきにくい部分です。プロによる点検は安全のために重要といえるでしょう。
電気工事の場合、電気工作物を新たに設置すると経済産業省に届け出をしなければなりません。そして電気工作物を設置した場合は「電気主任技術者」でなければ点検することができないので注意しましょう。「電気主任技術者」になると、工場やビルといった大きな施設の設備や配線、そして保安監督といった仕事に就くことができます。

 

プロ目線から快適な空間を提案しよう

お客さまにはそれぞれの要望があります。住環境だけでなく店舗やオフィスなどの場合でも、どんな空間にしたいかという希望をまず聞いてあげましょう。作りたい住居や空間を実現するためにできることを考えるのは大切なことで、プラスアルファになる提案ができるとより一層喜ばれます。見え方だけでなく便利な使い方や省エネ設計など、一般の人では分からない部分はプロ目線からサポートするのです。材料や照明器具にもさまざまなものがあります。お客さまの要望に応えるには、スピーディーな提案と明朗な見積もりが出せるのもポイントです。いつでも新しい製品情報がすぐに反映でき、工事に必要な材料の拾い出しができるCADを使うのもよい方法かもしれません。電気工事のプロとして暮らしを彩る照明の提案をしながら、快適で安全な住環境作りのサポートをすることで差別化を図りましょう。

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