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これさえ押さえれば大丈夫!電気工事における複線図の基本と書き方のコツ!

  • 公開日:2018年12月06日
電気工事に関する知識
これさえ押さえれば大丈夫!電気工事における複線図の基本と書き方のコツ!

実際の具体的な電線の本数を明示するために用いられる複線図は、電気工事士試験のみならず実務の世界でもとても重要なものになります。電気工事をする者であれば、この複線図は必ず書けなければならないといっても過言ではありません。しかし、実際には複線図の取り扱いを苦手としている人は多く、特に単線図からの書き直しなどでつまずいてしまう人は多いようです。手書きはもちろんのこと、CADを使用して複線図を作成するためにも基本的な複線図の書き方を知っていなければ話になりません。ここでは、そもそも複線図の書き方が分からないという人のために、複線図の基本的な書き方とCADを用いた複線図作成のコツを伝授します。

シンプルに手順を覚えることから始めよう

複線図を描くことが苦手な人は多いですが、実際にはポイントを押さえてしまえばかなり簡単に描画することができます。覚えるべきポイントは大きく分けてふたつ。電源の接地側、非接地側がそれぞれどこに繋がるのか?ということをしっかりと押さえることです。ここを正確に押さえることができれば、後は決まった手順に従って図を描画していけば複線図は自動的に出来上がります。そもそもなぜ複線図を描かなければならないか?といえば、それは施工時に間違いをなくすためです。ミスをしないようにするのが目的の複線図自体が正確に描画されていなければ、実際の施工は非常に精度の低いものとならざるを得ません。さらに、実際の現場ではスピードも求められますので、しっかりと手順を覚えて、いちいち考えなくても手が勝手に動くというレベルまで練習を積むようにしたいところです。

 

単線図に書かれているのと同じ配置に電気機器を描く

それでは具体的な複線図の書き方を見ていくことにしましょう。まずしなければならないのが、単線図を参考にして電気機器を同じ配置で写しなおすことです。これがすべての基本であり、一か所間違えただけでも図全体で見ると大きなミスに繋がりますので注意が必要です。特に複雑な図面のときには細心の注意を払って写しなおすようにしましょう。また、複線図にするときには電気機器それぞれの記号をしっかりと覚えておかなければなりません。例えば、電源の接地側は白丸、非接地側は黒丸というのが複線図における電源の基本的な表し方です。このほかにも、スイッチは丸二つを描き、一方にスイッチをイメージした線を斜めに書きます。一般照明やシーリングライト、蛍光灯、ランプレセプタクルなど、単線図で表されている記号自体が読み取れなければ話になりませんので、それぞれの意味がしっかりと理解できてない場合には、まずこれらの記号の意味と役割をしっかりと理解するようにしておきましょう。

 

電源の接地側を負荷、コンセントに接続する

電気機器を単線図の配置通りに描写することができたら、次は電源の接地側をスイッチ以外の部分に接続します。もう少し具体的に言うと、負荷とコンセントに接続するといってもいいかもしれません。すでに解説したように、複線図における電源の接地側は一般的に白丸で表現されますので、この白丸と負荷、コンセントを直線でつないでください。ちなみに、ここで言う負荷とは照明器具を思い浮かべてみてください。シーリングライトももちろんそうですし、蛍光灯やランプレセプタクルなども負荷です。

 

電源の非接地側をコンセント、スイッチにつなげる

電源の接地側(白線)を繋ぐことができたら、今度は非接地側をつなげていきます。一般的に黒丸で表される非接地側はコンセントとスイッチに接続すると覚えておきましょう。これがもう一つの大きなポイントです。ただし、スイッチは図面によって一般的な形のものから、3路スイッチや4路スイッチといったものもありますので注意が必要です。実際に、この手順に従って描いていくと、最終的に負荷とスイッチは1本の線でしか結ばれていないことがわかります。これにもう1本の線を書き足すことによって複線図ができあがります。もちろん、意味を理解したうえで複線図を書けるようになることが理想ですが、試験を突破するためや、簡単な図面作成程度であれば、とにかくここまでで見てきた法則に則ってやれば複線図を描くことはできます。とりあえず、初めは機械的でも良いですので、この書き方を覚えてしまい、後から理解をするようにすると上達も早いはずです。

 

施工条件の確認は必ず行うようにしよう

最後に、複線図を描く上で注意していきたいのが施工条件をしっかりと確認しておくということです。施工条件とは、施工を行う上で最低限従わなければならないルールです。電気機器の詳細な配置や電線の色、接続方法などが明記されています。電気工事士試験の場合、この施工条件を無視した図面を作成してしまうと、それだけで点数が付かなくなってしまいます。複線図を描く知識やスキルがあったとしても、施工条件に反してしまうだけで採点対象からは外れてしまうので注意が必要です。これと同様に、実際の電気工事の現場でも施工条件は極めて重要なポイントになってきます。ここまで複線図の書き方を簡単に説明してきましたが、これを実際にCADを使用して書いていくとなるとCADの操作に関する知識が必要になってきます。実務上、手書きで図面作成をすることはほぼありませんので、CADの使用は必須になってきますが、一般的に使用されているフリーソフトのJW-CADでは図面作成までに相当な時間が掛かってしまうことが多いです。そこでおすすめしたいのが、プラスバイプラスが出しているplusCAD電気αです。plusCAD電気αは、電気図面作成のためだけに作られた専用ソフトで、一般的なCADとの大きな違いは直感的な操作が可能になったところです。初心者を混乱させるコマンド操作や複雑な操作がなく、マウス操作だけで簡単に図面作成をすることができます。さらには、図面から自動的に見積もり作成も行ってくれるため、実務上も非常に役立つソフトになっています。仮に操作で分からないことがあっても充実したサポートを利用することで、導入からすぐに使い始めることができます。今まで煩雑な作業や難しい操作に悩みを持っていた方は、是非plusCAD電気αを利用してみてはいかがでしょうか。

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