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  • 2024年07月24日

配管工事に欠かせない道具10選。選ぶときのポイントを解説

水道工事に関する知識
配管工事に欠かせない道具10選。選ぶときのポイントを解説

配管工事は、工事内容の規模にかかわらず、ライフラインを支える重要な仕事ですから、精度の高さが求められます。だからこそ、配管工事に携わるなら、必要な道具をしっかりと揃えておきたいところです。しかし、配管工事に使用する道具はさまざまあり、何を揃えたらよいのか悩んでしまう人も多いかもしれません。そこで、配管工事に必須の道具を10個を厳選してご紹介します。使用するメリットや選ぶ際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

代表的な配管工具10選

早速、配管工事に欠かせない道具をご紹介します。いずれの道具も安全かつミスのない工事をするために必須の道具なので、選定ポイントを押さえたうえで購入しましょう。
 

スケール

スケールは、配管や工事箇所を正確に計測をするために使用する薄い金属でできた巻き尺です。
「コンベックス」とも呼ばれていますが、これは英語でテープ状の物差しや金属テープを意味することが由来となっています。テープの先端に付いた爪を引っかけると簡単に伸ばすことができ、計測した後は本体のボタンを押すだけで巻き取れるため、スムーズな作業が可能です。配管工事は水に濡れやすいところで仕事をすることが多いため、サビに強い製品に注目して選ぶようにしましょう。
また、垂直方向に長い距離を計測する場合もあるので、テープが簡単に折れ曲がらない製品を選ぶことも大切です。可能であれば、2m程度伸ばして硬さを確認してみましょう。
 

ドライバー

ドライバーは、配管を支える金具の取り付けや取り外し作業に欠かせない道具です。
配管ボックスや止水栓の操作にも使用するため、必ず用意しておく必要があります。基本的にプラスドライバーは2番(軸径6mm)、マイナスドライバーは6×100mmの2本を用意しておくと多くの現場で対応できるでしょう。ドライバーを選ぶ際は、軸部分とグリップ部分の材質を重視する必要があります。軸の材質は、一般的に合金鋼が用いられており強度に大差はないものの、防錆処理が施されている製品を選ぶと安心です。グリップ部分は、木星やステンレス製もありますが樹脂製が主流です。樹脂製はグリップ力が高く、安定した締付作業が可能です。
 

モンキーレンチ

モンキーレンチは、さまざまな大きさのボルトやナットを回すのに重宝する道具です。
モンキーという名前の由来は、開閉する頭部の形が猿に似ているという説、工具の発明者であるCharles Moncky氏の名前に由来するという説など、複数あります。モンキーレンチの最大の特徴は、ウォームと呼ばれるギアによって口径部の調整ができることです。配管工事で使用するボルトやナットのサイズはさまざまですから、モンキーレンチの用意は欠かせません。モンキーレンチを選ぶ際は ウォームギアが回しやすいものを選ぶと作業がスムーズにできます。
ただし、製品によってはウォームの遊びが大きく、勝手に開いてしまうタイプもあるので、ボルトやナットを掴む「あご」を固定できるかどうかを重視しましょう。
 

水平器

水平器は、地面に対する配管の傾斜や角度を測ったり、支持金物の水平を確認したりするために使用する道具です。
特に排水管は、敷地内から下水本管までに勾配をつけて設置するため、水平器は必ず使用します。水準器やレベルゲージと呼ばれることもありますが、用途は同じです。水平器のタイプはいくつかありますが、手軽に購入できるのは気泡の位置で水平や垂直を測れる気泡管水平器です。作業効率を高めたい場合は、離れた場所の水平を測れるレーザー式の水平器がおすすめですが、精度が高いとは言えません。水平を測る以外に、地面に対する垂直や45度や60度を測れるなど、配管工事に適した水平器も多く販売されています。磁石付きタイプを選ぶと作業効率が高まるのでおすすめです。
 

プライヤー

プライヤーは、鋼線を曲げる際に使用するほか、メッキ管やビスを掴む際にも使用するので用意しておきたい道具のひとつです。
「あご」部分の形状がギザギザになっているため、モンキーレンチよりもしっかりと掴むことができます。同じ用途の道具にはペンチもありますが、プライヤーはジョイント部分をスライドさせて開口範囲を大きくできる特徴があり、大きなものでも掴みやすい特徴もあります。プライヤーにも種類はありますが、配管工の場合は水道管やガス管工事に適したウォーターポンププライヤーを選ぶのがおすすめです。
ただし、鉄製のウォーターポンププライヤーはグリップ力が強すぎて配管を傷つける恐れがあるので、プラスチック製も用意しておくと安心です。
 

カッター

配管工事では、現場に合わせて配管を切断して使用するため配管カッターも必要です。
配管の切断にはサンダーやバンドソーなどを使う場合もありますが、配管カッターのほうが手軽に作業できます。なかには、配管をカッターで掴み、ハンドルを回すだけで簡単に切断できるタイプもあります。ラチェット機構が備わった配管カッターの場合、厚さのあるパイプの切断も大きな力を必要としません。配管カッターは、パイプカッター、塩ビパイプカッター、モールカッター、ダクトカッターなど種類があるので、切断したい配管の素材によって選びましょう。
コストをできるだけ抑えたい人は、替刃式のカッターを選ぶことをおすすめします。
 

フレアツール

配管工が使用するフレアツールとは、空調配管などで使われている銅管の先端をラッパ状(フレア)にする道具です。
通常の銅管をラッパ状の銅管が包み込むように接続することで、配管同士がすき間なく接続できます。フレアツールには、管のサイズに合わせて加工できるように取付穴が複数空いており、その穴に管を差し込んでラッパ状に加工します。従来の手動式タイプは安価に購入できますが、作業効率性の高さを求めるならラチェット機構が付いた製品もおすすめです。
よりスピーディできれいな仕上がりを求める人に向けて、電動式のコードレスフレアツールもあります。電動式は値段が高くなりますが、フレアの大きさにバラツキがなく出る心配がありません。
 

リーマー

リーマーは、配管の切断した際に配管の内側に残ったバリを取り除くために使用する道具です。
いわゆる「面取り」のことを指し、水道管をはじめ、空調やガス配管など、配管工事をする現場では必ず使用します。もしもバリを取らなかった場合、接続がうまくできなかったり、配管が詰まりやすくなったりする不具合が生じます。リーマーには配管に被せるタイプと差し込むタイプがありますが、どちらも回転させるだけでバリを除去することが可能です。金属管、プラスチック管、塩ビ管など種類ごとの専用リーマーがある一方で、オールマイティに対応するリーマーもあります。
さらに、内面・外面の両方の面取りに対応する製品や電動式タイプもあるので、コストも比較しつつ必要な製品を選びましょう。
 

バイス

バイスは、いわゆる「万力」のことで、配管パイプを切ったりネジ切りをする際にパイプを固定するために使用する道具です。
一般的には、バイスを作業台に固定して使用しますが、現場での使い勝手を高めるために工事用車両に取り付けたり、脚付きバイスを用意したりして現場で使用します。基本的な使い方は、まず上下の溝にパイプを置き、フレームを閉じてからハンドルを回してパイプを固定します。上下の溝には歯が付いていますが、摩耗によって擦り減ってしまうため、固定できなくなった場合は修理または交換しましょう。バイスはアルミ製もありますが、配管工事では確実に固定する必要があるため、スチール製や鋳鉄製を選んだほうがよいでしょう。
 

配管用ベンダー

配管用ベンダーは、パイプを掴む際に使用するほか、曲げ加工にも使用する道具です。別名チューブベンダーとも呼ばれており、水道管や空調配管、ガス管などの金属管を使う現場で欠かせない道具です。
てこの原理によって大きな力を加えなくても簡単かつ正確に金属管を曲げることができます。曲げ半径を小さくすることができるので、見た目もきれいな仕上がりになる点がベンダーを使用する大きなメリットです。商品を選ぶ際は、低コストで購入しやすい手動式以外に、硬いパイプや太いパイプでも力が強い電動式や油圧式もあるので、用途に合わせた製品を中心に検討しましょう。
ただし、パイプとベンダーのサイズが合っているほうが効率良く曲げられるので、サイズ感を重視することが大切です。
 

まとめ

配管工事に使用する道具は種類が豊富ですが、今回ご紹介した10種類の道具は、配管工事に必須なので確実に買いそろえることをおすすめします。
そのうえで、必要に応じて買い足していきましょう。配管工事の受注数が増えると、各種道具の使用頻度も必然的に増えていきます。よく使う道具はサイズや材質が異なるものを購入しておくと、スムーズに作業することが可能です。
購入した道具は、長く使用できるように定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。
 

配管工具に必要な道具についてよくある質問

Q:配管工事の道具を選ぶときのポイントは?

A:配管工事は水に濡れやすい場所で作業することが多いため、道具が錆びやすいデメリットがあります。道具を選ぶ際は、防水性能の高さや防錆加工などを目安にしつつ必要なものを買い揃えましょう。使用頻度が高い道具は劣化するスピードが早まりやすいので、耐久性の高さも考慮する必要があります。とりあえず必要な工具を一通り揃えたいということであれば、プロ用の配管工具セットも販売されているのでチェックしてみましょう。
 

Q:今回取り上げた道具のうち、特に使用頻度の高い道具は何ですか?

A:どのような現場でも、スケールとドライバーは必ず使用します。見積書の作成や資材を注文するために現場でスケールを使って測定する機会は多く、ドライバーは配管工事以外に止水栓の操作や器具の付け外しにも使います。どちらも使用頻度が高いだけに、作業性が高い製品を選ぶことが大切です。スケールはテープが厚く折れにくい製品、ドライバーは手に馴染みやすい製品を選ぶとよいでしょう。
 

Q:今回紹介した10選以外に用意しておきたい道具はありますか?

A:ボルトやナットを回すラチェットレンチは用意しておきたいところです。モンキーレンチやプライヤーでは届かない場所や狭い場所では、ラチェット機構の付いた薄型のラチェットレンチが重宝します。また、修理やメンテナンスを依頼された場合は、光の届きにくい箇所で作業するケースもあるため、懐中電灯は常に持ち歩くことをおすすめします。
 

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