- 2026年02月12日
JwCADはフリーソフト?無料でどこまで使えるかを解説
Jwcadに関する知識

JwCADは無料で利用できる2D CADソフトで、有料版は存在しません。基本機能はすべて無料で使うことができます。
そのため、「できればお金をかけずにCADを導入したい」と考えている方にとって、JwCADは有力な選択肢のひとつです。
ただし、無料で使えるとはいえ、すべての業務に最適とは限りません。図面の種類や業務内容によっては、操作性や機能面で物足りなさを感じる場合もあります。
この記事では、JwCADが無料でどこまで使えるのかを整理し、導入前に判断しておきたいポイントをわかりやすく解説します。
コンテンツ
無料でダウンロードできるJwCADとは?
JwCADは、誰でも無料で入手して利用できる2D CADソフトです。一般的なソフトウェアとは異なり、機能制限付きの体験版や期間制限のあるトライアル版ではなく、すべての機能を最初から最後まで無料で使い続けることができます。有料版そのものが存在しないため、追加料金や月額のサブスクリプション費用が発生する心配もありません。
コストを抑えて作図環境を整えたい方にとって、導入しやすいソフトです。
また、営利目的の業務に使用する商用利用も認められており、建築や設備設計の現場でも利用されています。ソフトは公式サイトから簡単にダウンロードしてインストールが可能です。
詳しいJwCADのダウンロード手順については別記事で詳しく解説しているため、あわせて確認してみてください。
まずは公式サイトからダウンロードして試してみましょう。
JwCADでできること
JwCADは無料で利用できるソフトでありながら、平面図や立面図などの2D図面を作成するための基本機能がそろっています。直感的なマウス操作だけで線や円を描くだけでなく、あらかじめ用意された図形を配置することで、複雑な図面を短時間で仕上げることが可能です。
ここからは、JwCADで実現できる具体的な機能や、操作における特徴について詳しく解説します。
導入後の作業イメージを具体化するために、各項目のポイントを確認していきましょう。
無料のJwCADでできる作図の範囲
JwCADは、2D図面の作成において実務でも使われているソフトです。基本的な描画から編集まで、建築図面に必要な機能がそろっています。具体的には、正確な数値入力に基づいた作図だけでなく、レイヤーによる細かな情報整理や複雑な寸法入力が可能です。
一般的な建築・設備図面の作成であれば、このソフトひとつで完結できます。
平面図、立面図、断面図といった建築図面に加え、配管や配線を含む設備設計図も精緻に描き出すことができます。
一般的な建築図面であれば、JwCADだけでほぼ対応できます。
操作に慣れる必要があるポイント
JwCADは、一般的なソフトウェアとは異なる独自の操作体系を持っています。最大の特徴は、マウスの左右クリックを組み合わせた独特な操作や、両方のボタンを同時に押し下げてドラッグするクロックメニューの存在です。
これらは直感的な操作とは異なりますが、慣れてしまえば画面から目を離さずに多くのコマンドを実行できるため、非常に効率的な作図が可能になります。
また、各種ショートカットキーを使いこなすことが前提の設計となっており、コマンドを一つずつメニューから選ぶ手間を省けます。
こうした特殊な仕様から、習得までにある程度の時間が必要であり、人によって向き不向きが分かれる傾向にあります。
自身の作業スタイルに合うかどうか、まずは操作を体験して確認してみるのがよいでしょう。
手書き図面と比べたときの違い
手書きによる製図とCADを比較した際の大きな違いは、修正の容易さとデータの再利用性にあります。手書きでは一度引いた線を消して書き直すと跡が残りますが、CADでは何度でも劣化なく修正や消去を行えます。
また、作成した図面はデジタルデータとして保存できるため、紙の図面のように物理的な保管場所を必要としません。
過去に作成した図面をパーツとして呼び出し、別の設計に活用することも容易です。
こうした特徴により、製図にかかる時間や労力が大幅に軽減され、作業効率が向上します。
JwCADが向いている人と向いていない人
JwCADは無料で高度な作図ができる優れたソフトですが、その独特な操作性や機能の特性から、利用する人によって評価が大きく分かれます。導入を検討する際は、自身の目的や作業スタイルに合致しているかを事前によく見極めることが重要です。
コストを抑えたい初心者から、効率的な入力を追求するプロフェッショナルまで、幅広い層に支持されています。
その一方で、業界標準のファイル形式との互換性や、特定の高度な自動化機能を求める場合には、別の選択肢が適していることもあります。
ここでは、JwCADの導入で大きなメリットを得られる人と、他のソフトを検討したほうが良い人の特徴をそれぞれ詳しく解説します。
各項目の内容を確認し、自身の環境に最適かどうかを判断してください。
JwCADを導入する前の基礎を整理した入門記事もあるので、概要や基本操作を確認してみてください。
JwCADが向いているケース
JwCADは、コストをかけずに作図環境を整えたい方に最適です。有料版が存在しない完全無料のソフトであるため、初期投資や月額費用を抑えて手軽に使い始めたい人に向いています。
趣味での利用はもちろん、商用利用も可能なため、予算の限られた小規模な事務所や個人事業主にとっても非常に強力なツールとなります。
建築業界で一般的に用いられる汎用的な図面を扱う場合も、このソフトの強みが発揮されます。
平面図や立面図などの2D図面作成に必要な機能が網羅されており、標準的な設計業務であれば十分に対応可能です。
また、すでに他のCADソフトを使用した経験がある方にも適しています。
JwCAD独自の操作体系はあるものの、レイヤーの概念や座標入力といったCADの基本知識があれば、習得までの時間を大幅に短縮できます。
過去の経験を活かしつつ、効率的な作図スタイルを確立したい熟練者にとって、有力な選択肢になります。
JwCADが向いていないケース
JwCADは、特定の業種に特化した申請図を頻繁に作成する際には手作業が増える場面があります。水道工事や電気工事などの専門分野では、専用CADであれば自動で計算や書類作成を行える機能がありますが、JwCADでは手動の作業が多く発生するためです。
また、独自の操作体系を持っているため、操作習得に十分な時間を割けない方には適していません。
右クリックと左クリックを組み合わせた特殊なコマンド入力は、一般的なソフトの操作感とは大きく異なるため、慣れるまでに一定の学習期間が必要です。
さらに、業務効率を最優先する人にとっても、JwCADは物足りなさを感じる場合があります。
有料の専門ソフトに備わっているような自動化機能や、強力なサポート体制は期待できません。
作図スピードの極大化やミス防止の自動化を重視する場合は、高機能な有料ソフトを検討したほうが賢明です。
業種が限られる場合は専門CADという選択肢もある
特定の業種に特化した業務を行う場合、汎用的なJwCADではなく、その分野に最適化された専門CADを導入することで作業効率が向上する場合があります。専門CADとは、電気工事や水道工事、空調設計といった特定の業界で必要とされる独自の計算機能や部材データがあらかじめ組み込まれたソフトウェアです。JwCADでは手作業で行う必要がある集計作業や図記号の配置も、専門CADなら自動化できるケースが多いため、作図ミスを減らしながら大幅な時短を実現できます。
もちろん導入コストは発生しますが、長期的な業務効率やサポート体制を重視するのであれば、検討に値する有効な手段です。まずは各業種に適したソフトの種類や具体的な機能を知ることから始めてみましょう。
電気工事向けCADはこちら
水道工事向けCADはこちら
JwCADに関するよくある質問
Q1. JwCADはどこでダウンロードできますか?
JwCADは公式サイトから無料でダウンロードできます。サイトにアクセスし、ソフトをダウンロード後、フォルダを開いてファイルをインストールするだけで利用可能です。
Q2. JwCADは無料ソフトですが、どこまでの機能が使えますか?
JwCADでは線や円の描画、図形の挿入、修正機能など、図面作成に必要な基本機能を無料で使えます。エレベーターやユニットバスなどの図形データも利用可能です。





