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JWCADで図形の倍率変更をすばやく行うコツとは?
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JWCADで図形の倍率変更をすばやく行うコツとは?

CADでは文字や図形をまとめて「オブジェクト」と呼ぶことがあります。JWCADでは、画面上のオブジェクトの表示倍率を簡単に変更することができます。また、オブジェクト自体の倍率の変更もできるのですが、JWCADには「拡大・縮小」コマンドがないので、別のコマンドを使う必要があるのです。この記事では、JWCADでの文字や図形の倍率変更手順について、具体的に説明します。

画面上での表示倍率の変更手順:マウス操作

画面表示の倍率を変えるには、マウス操作とキー操作の2つの方法があります。マウス操作の場合、まず設定を確認しておきましょう。画面右のツールバーにある「基本設定(基設)」ボタンを押して、ポップアップ・ウィンドウを表示します。上にあるタブの「一般(2)」をクリックして、右下にある「マウスホイール」にチェックが入っているかどうかを確認します。プラスとマイナスがありますが、最初はどちらかにチェックが入っていれば大丈夫です。

マイナスにチェックが入っていると、マウスホイールを手前に回すと縮小になり、逆が拡大になります。プラスはその逆の動作をします。ただ、この違いは実際に使ってみないとわからないものです。そのため、拡大・縮小操作に慣れてきたときに、マウスホイールの挙動にどうしても違和感があれば変更すると良いでしょう。この設定が終わると、マウスホイールを使った画面上での拡大・縮小操作が可能になります。操作の基点はポインターの位置になるので、拡大したい部分にポインターを移動させた後にマウスホイールを動かしましょう。

画面上での表示倍率の変更手順:キー操作

マウスによる表示倍率変更は感覚的に操作できるので、もっとも多用される方法です。ただし、キー操作による方法のほうが便利なこともあります。拡大率が一定なのでキーを押す回数を揃えれば、同じ比率で拡大表示できるからです。キー操作の場合も、まず設定が必要です。基本設定ポップアップ・ウィンドウを表示して、上にある「一般(2)」タブの真ん中くらいにある「矢印キーで画面移動、PageUp・PageDownで画面拡大・縮小、Homeで全画面表示にする」の項目にチェックが入っていることを確認します。拡大・縮小の動作に関してより詳細な設定も可能ですが、特殊な使い方でなければ初期設定でも問題ないので、必要があるときに再度見直しましょう。作図ウィンドウに戻ると、キー操作で拡大・縮小ができるようになります。

使用するキーは「PageUp」「PageDown」「Home」の3つです。これらのキーはフルサイズキーボードであれば、文字入力用のタイプキーと数字入力用のテンキーの間にあります。カーソルキーの上にある、「Insert」「Delete」キーの隣に並んでいるはずです。「PageUp」を押すと画面表示が拡大、「PageDown」を押すと縮小します。なお、1回キーを押したときの拡大・縮小率は設定画面から調整可能です。「Home」は、用紙全体を表示したいときに使います。たとえば、用紙設定がA4になっていれば、HomeボタンでA4の作図用紙全体を表示することができるのです。

貼り付けコマンドで倍率を変更する方法

ここからは、オブジェクト自体の大きさを変える方法を紹介していきます。貼り付けコマンドは、クリップボードに一時的に保存されているデータを出力するためのコマンドです。ワードプロセッサー・アプリケーションなどで多用される、コピー&ペーストのペーストと同じ役割を持っています。JWCADではペースト機能は「貼り付け」コマンドが対応しているのです。このコマンドを使って個別のオブジェクトを作図ウィンドウにペーストするときに、同時に大きさを変更することができます。操作手順としては、まずオブジェクトをコピーしておきます。作図画面上にあるオブジェクトの左上でマウスを左クリックして、クロックメニューを表示させましょう。

「範囲選択」を選んでから、オブジェクトの右下でもう一度左クリックすると、選択されます。さらに、画面右のツールバーにある「コピー」ボタンをクリックすると、クリップボードにコピーされるのです。この状態で、同じ画面右のツールバーにある「貼付」ボタンをクリックすると、ペースト後の状態を変更できる入力欄がコントロールバー上に表示されます。「作図属性」ボタンと「倍率」および「回転角」の入力欄、さらに「90°毎」と「マウス角」ボタンが選択可能になるのです。なお、マウス角ボタンを使うと、貼り付け位置を確定した後にマウス操作で角度を調整できます。

オブジェクトの大きさを変更するには「倍率」入力欄に拡大したい数値を入力します。横方向の倍率のあとにカンマを挟み、縦方向の倍率を入力するのです。たとえば、あるオブジェクトをペーストする際に、縦を3倍、横を4倍に拡大したいときには「4,3」と入力します。数値が入力されると、拡大されたオブジェクトがマウスにの動きにあわせて表示されるので、ペースト位置を確定しましょう。自分で位置を決めるときには、移動先で左クリック、コピー元と同じ位置なら右クリックをすれば、ペーストされます。

移動コマンドで倍率を変更する方法

移動コマンドはオブジェクトの位置を移動させるときに使いますが、選択状態で倍率変更も可能になります。まず、拡大したいオブジェクトを選択します。クロックメニューなどで「範囲選択」モードにして、拡大したいオブジェクトを囲みます。次に、画面上部のコントロールバーに表示される倍率入力欄に拡大率を入力してクリックすると、拡大・縮小されたオブジェクトがペーストされます。このときコントロールバーに表示されるボタンや入力欄は貼り付けコマンドを使うときのものと一部共通です。ただし、移動コマンドのほうがより多くの操作が可能になっています。

たとえば、倍率変更したオブジェクトをコピー元オブジェクトの頂点を基準にペーストしたいときには、「基点変更」ボタンでオブジェクトの頂点を選択できるのです。初期設定でのオブジェクトの基点は中央に設定されます。正方形なら各辺から見たときの真ん中になるのです。このような正方形を拡大するときに「基点変更」ボタンで右下の頂点を選択すると、拡大されたオブジェクトの基点も右下の頂点になります。また、拡大・縮小したときのガイドになるオブジェクトが近くにあれば、数値入力ではなくマウスで操作したほうが簡単です。その場合は、拡大倍率をマウスで調整できる「マウス倍率」ボタンを使うと良いでしょう。

倍率を指定するのが困難なときには?

拡大・縮小するときに倍率が整数比にならないときには、数式を使った入力方法があります。たとえば、元のオブジェクトが1辺30cmで、それを1辺1mまで拡大したいときには、オブジェクトの比が3:10になります。これは倍率にすると3.3333…になり割り切れないため、このままでは正確な倍率指定が困難です。その際には数式での入力が可能なのです。移動コマンドでの倍率変更の手順で操作し、倍率入力欄に拡大・縮小する数値を入力するときに、拡大率をスラッシュ(/)を使って記述するのです。上の例であれば「10/3」のように入力します。すると、JWCADのほうで自動的に倍率を計算してくれるのです。元のオブジェクトの1辺の寸法が「1447」などで自分で倍率計算すると煩雑になりそうなときでも、この方法であれば素早く、かつ計算ミスすることなく操作が可能になります。

倍率変更を習熟することがCAD操作の基本

画面表示の倍率を調整することは、CADでは重要な基本操作です。CADの作図は紙の図面とは違い、モニターの表示範囲が限られているため、ディテールを描いているとスケール感覚を喪失しがちです。そのため、作図している部分と図面全体との関係を常に意識しながら描画を進めるには、頻繁に表示の拡大・縮小を行う必要があります。この操作に習熟することが効率の良い作図を可能にする基本技能といえるのです。

 

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