JWCADでPDFを貼り付けるためのポイント

  • 公開日:2019年04月10日
JWCAD
JWCADでPDFを貼り付けるためのポイント

JWCADとは、無償の作画ソフトです。
CADソフトには、有償のタイプもあり、その主な価格帯は十数万から数十万円となっています。
有償CADの場合は、アフターサービスが充実しているなどメリットもありますが、無償のJWCADでも基本的な図面の作成は可能です。
また、はじめての人でも気軽にトライできる点も、JWCADの魅力といえるでしょう。
JWCADを活用するためには、その仕組みと技術を学ぶことが重要です。
ここでは、その1つであるJWCADにPDFを貼り付ける方法について紹介していきます。

 

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JWCADにPDFを貼り付けることはできるのか?

JWCADにPDFを貼り付けることは可能です。
ただし、PDFを直接貼り付ける機能はないため、一度画像ファイルに変換する必要があります。
画像ファイルの形式は、bmp形式がよいでしょう。
bmp形式であれば、JWCADに読み込んで、貼り付けることができます。
PDFをbmpファイルにする方法はいくつかありますが、もっとも簡単なのは、ペイントを使用するやり方です。

まず、PDFをディスプレイに表示された状態にして、その画面をコピーします。
これはペイントに貼り付け、名前を付けて保存することで、bmpファイルとすることができるのです。
ここで注意したい点は、画像ファイルはJWCAD上で編集ができないという点です。
CADで作成される図面の多くは、建物や配管などの専門的なものです。
もし、何らかの修正が必要な場合は、PDFの元になったソフトから作り直す必要があります。
よって、JWCADでbmp形式のデータを貼り付ける場合は、編集ができないということは覚えておきましょう。

貼り付けの手順は、画像編集のタブから、画像挿入という項目を選択します。
画像挿入を選択すると、ポップアップが表示されるので、そこで該当のbmpファイルを選びます。
最後に貼り付けを行う場所の基準点を指示すれば、画像ファイル化したPDFデータを貼り付けることができます。
ただし、これらの手順は、JWCADのバージョンによって異なる場合があります。
うまく挿入できない人は、使用しているバージョンを確認し、手順を見直してみましょう。

 

貼り付けたPDFを編集したい場合は?

もし、JWCADに貼り付けてからデータの編集がしたいのであれば、bmpとは異なるファイル形式で取り込む必要があります。
最適な形式は、DXFファイルです。DXFファイルを使用することで、PDFデータをJWCAD上で編集できる形式で貼り付けることができます。
DXFファイルとは、異なるCAD間でのデータ交換や、CADソフトで作成した図面をファイルとして書き出す際に利用されるファイル形式です。
ただし、PDFファイルをDXFファイルに変換するためには、専用のソフトを利用する必要があります。
無償のソフト、有償のソフト共にありますが、有償のものでも、1万円以下で購入できるものがほとんどです。
海外製のソフトでは、日本語対応していないタイプもあるので、購入前に確認するとよいでしょう。

編集する予定はないけれども、貼り付けたbmpファイルが荒いといった場合にも、DXFファイルの利用はおすすめです。
画像として貼り付ける場合は、どうしても解像度が落ち、画質が荒くなります。
特に、細い線の多い図面ファイルでは、線が欠けたり、ぼやけたりするのは大きな問題になるケースがあります。
一方、DXFファイルでは、データとしてJWCADに取り込むことができるため、高品質を維持することができるのです。
よって、精度の高い図面ファイルを貼り付けたいのであれば、DXFファイルに変換するのがよいでしょう。

 

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DXFファイルに変換する方法は?

PDFをDXFファイルに変換する方法は、大きく2つあります。
1つ目は、Adobe社のIllustratorを使用する方法です。
Illustratorは、イラストやチラシなどを作成できるグラフィック系の総合ソフトです。
現在日本の市場をはじめ、世界で広く使用されているソフトで、CADの分野でもスタンダードなソフトと言えるでしょう。
すでにIllustratorが導入されている会社であれば、これを使うことで簡単にDXFファイルに変換することが可能です。
しかし、PDFをDXFファイルに変換するためだけに、Illustratorを購入するのは、おすすめできません。
なぜなら、Illustratorはグラフィック系ソフトの中でも多機能で、その分価格も高い傾向にあります。

よって、PDFをDXFファイルに変換する用途だけであれば、それ専用のソフトを利用するほうが、費用を抑えることができるでしょう。
CADで編集するための変換ソフトには、無償のものもありますが、よく使われている変換ソフトとしては、有償ソフトである「CAD-KAS PDF2DXF」が挙げられます。
CAD-KAS PDF2DXFは、外国製のソフトですが、日本語に対応しているバージョンもリリースされているため、簡単にDXFファイルを書き出すことができます。
CAD-KAS PDF2DXFは有償とはなりますが、価格は5,000円程度と手軽です。
また、体験版もあるため、一度試してみて、操作性に納得したうえで購入することもできるでしょう。

 

JWCADにPDFを貼り付ける方法のまとめ

JWCADにPDFを貼り付ける方法は2つあります。
編集の予定もなく、品質も問わないのであれば、画像ファイルとして保存し、それを貼り付ける方法が最も簡単です。
JWCAD上で編集したり、高品質のデータを取り込みたい場合は、PDFをDXFファイルに書き出す方法となります。
DXFファイルに書き出すためには、専用のソフトを利用する必要があります。
無償のソフトもありますが、精度を求めるのであれば、IllustratorやCAD-KAS PDF2DXFなど、有償のソフトを利用するのがよいでしょう。
プラスバイプラスでは、水道CADや電気CADのノウハウを豊富に持っています。
PDF貼り付けで困ったことがあれば、気軽に問い合わせしてみましょう。

 

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JWCADでPDFを貼り付ける方法についてよくある質問

JWCADにPDFを貼り付けることはできるのか?
JWCADにPDFを貼り付けることは可能です。
ただし、PDFを直接貼り付ける機能はないため、一度画像ファイルに変換する必要があります。
画像ファイルの形式は、bmp形式がよいでしょう。
bmp形式であれば、JWCADに読み込んで、貼り付けることができます。
PDFをbmpファイルにする方法はいくつかありますが、もっとも簡単なのは、ペイントを使用するやり方です。

まず、PDFをディスプレイに表示された状態にして、その画面をコピーします。
これはペイントに貼り付け、名前を付けて保存することで、bmpファイルとすることができるのです。
ここで注意したい点は、画像ファイルはJWCAD上で編集ができないという点です。
CADで作成される図面の多くは、建物や配管などの専門的なものです。
もし、何らかの修正が必要な場合は、PDFの元になったソフトから作り直す必要があります。
よって、JWCADでbmp形式のデータを貼り付ける場合は、編集ができないということは覚えておきましょう。

貼り付けの手順は、画像編集のタブから、画像挿入という項目を選択します。
画像挿入を選択すると、ポップアップが表示されるので、そこで該当のbmpファイルを選びます。
最後に貼り付けを行う場所の基準点を指示すれば、画像ファイル化したPDFデータを貼り付けることができます。
ただし、これらの手順は、JWCADのバージョンによって異なる場合があります。
うまく挿入できない人は、使用しているバージョンを確認し、手順を見直してみましょう。

 
貼り付けたPDFを編集したい場合は?
もし、JWCADに貼り付けてからデータの編集がしたいのであれば、bmpとは異なるファイル形式で取り込む必要があります。
最適な形式は、DXFファイルです。DXFファイルを使用することで、PDFデータをJWCAD上で編集できる形式で貼り付けることができます。
DXFファイルとは、異なるCAD間でのデータ交換や、CADソフトで作成した図面をファイルとして書き出す際に利用されるファイル形式です。
ただし、PDFファイルをDXFファイルに変換するためには、専用のソフトを利用する必要があります。
無償のソフト、有償のソフト共にありますが、有償のものでも、1万円以下で購入できるものがほとんどです。
海外製のソフトでは、日本語対応していないタイプもあるので、購入前に確認するとよいでしょう。

編集する予定はないけれども、貼り付けたbmpファイルが荒いといった場合にも、DXFファイルの利用はおすすめです。
画像として貼り付ける場合は、どうしても解像度が落ち、画質が荒くなります。
特に、細い線の多い図面ファイルでは、線が欠けたり、ぼやけたりするのは大きな問題になるケースがあります。
一方、DXFファイルでは、データとしてJWCADに取り込むことができるため、高品質を維持することができるのです。
よって、精度の高い図面ファイルを貼り付けたいのであれば、DXFファイルに変換するのがよいでしょう。

 
DXFファイルに変換する方法は?
PDFをDXFファイルに変換する方法は、大きく2つあります。
1つ目は、Adobe社のIllustratorを使用する方法です。
Illustratorは、イラストやチラシなどを作成できるグラフィック系の総合ソフトです。
現在日本の市場をはじめ、世界で広く使用されているソフトで、CADの分野でもスタンダードなソフトと言えるでしょう。
すでにIllustratorが導入されている会社であれば、これを使うことで簡単にDXFファイルに変換することが可能です。
しかし、PDFをDXFファイルに変換するためだけに、Illustratorを購入するのは、おすすめできません。
なぜなら、Illustratorはグラフィック系ソフトの中でも多機能で、その分価格も高い傾向にあります。

よって、PDFをDXFファイルに変換する用途だけであれば、それ専用のソフトを利用するほうが、費用を抑えることができるでしょう。
CADで編集するための変換ソフトには、無償のものもありますが、よく使われている変換ソフトとしては、有償ソフトである「CAD-KAS PDF2DXF」が挙げられます。
CAD-KAS PDF2DXFは、外国製のソフトですが、日本語に対応しているバージョンもリリースされているため、簡単にDXFファイルを書き出すことができます。
CAD-KAS PDF2DXFは有償とはなりますが、価格は5,000円程度と手軽です。
また、体験版もあるため、一度試してみて、操作性に納得したうえで購入することもできるでしょう。

 
JWCADにPDFを貼り付ける方法のまとめ
JWCADにPDFを貼り付ける方法は2つあります。
編集の予定もなく、品質も問わないのであれば、画像ファイルとして保存し、それを貼り付ける方法が最も簡単です。
JWCAD上で編集したり、高品質のデータを取り込みたい場合は、PDFをDXFファイルに書き出す方法となります。
DXFファイルに書き出すためには、専用のソフトを利用する必要があります。
無償のソフトもありますが、精度を求めるのであれば、IllustratorやCAD-KAS PDF2DXFなど、有償のソフトを利用するのがよいでしょう。
プラスバイプラスでは、水道CADや電気CADのノウハウを豊富に持っています。
PDF貼り付けで困ったことがあれば、気軽に問い合わせしてみましょう。

 

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