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JWCADを利用した立面図の書き方

  • 公開日:2019年04月05日
Jwcadに関する知識
JWCADを利用した立面図の書き方

水道工事や電気工事の業界では、JWCADなどのCADソフトを利用して図面を作成するケースが少なくありません。しかし、中にはJWCADの操作を不便に感じている人や、もっと扱いやすいソフトがないか探している人もいるのではないでしょうか。CADソフトを実際に導入したとしても、使い方がよくわからず、「結局いつも手書きで作成してしまう」という人も多いはずです。そこで今回は、JWCADを利用した立面図の書き方と、簡単に立面図を作成する方法について紹介します。

立面図を作成する前に準備しておくもの

JWCADで立面図を書く際、必ず必要になるのが平面図です。平面図がなければ、外壁面の寸法も建具との位置関係も把握することができません。平面図に加えて、高さに関する情報も必要です。平面図に示された外壁面および建具の位置に応じて、建具の高さや外形を書いていきます。なお、建築図面で建具に関する情報を得るには、「建具表」と呼ばれる表から確認することができます。また、複数階の建物の場合は階高と軒高の情報も必要です。これらの情報は「断面図」という図面に記載されていますが、断面図には外壁面に設置する建具を取り付ける高さなども示されています。もっと詳しい数値が必要な場合は、10分の1の縮尺などで描かれる大きな断面詳細図(矩計図)が使われることもあります。

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立面図を書くときの具体的な手順

平面図と高さに関する情報などを準備できたら、JWCADを使って立面図を作成しましょう。今回は、勾配のある屋根の妻面を書く場合を例に挙げます。立面図の書き方の前段階として、最初に新規ファイルを開き、作成が済んでいる平面図をそこにコピーしていきます。まず、平面図を作成したファイルを開き、1階部分の「範囲」を選んで「コピー」してください。そして、新規で開いたファイルへ「貼付」します。この操作は、平屋の場合でも2階以上の場合でも同様です。

コピーが済んだら、その図面の下側にGL(グランドライン)と呼ばれる横方向の直線を引きます。このGLは設計用語で、地盤面を示します。GLを引いたら、この線に向かって平面図に書かれた壁芯から足線を垂直に下ろしましょう。足線を下ろしたら、2階部分の軒高および屋根に補助線を入れていきます。具体的には、まず「複線」のツールでGLをコピーし、軒高の補助線を引きます。「複線間隔」には、断面図に記載された軒高寸法を入力してください。屋根の線を書くには、「線」ツールを選択して「線属性」を開き、任意で線の種類を選びます。勾配を指定するには、「傾き」の欄に屋根の勾配値を入力しましょう。

ここまでの作業が済んだら、平面図の外壁および軒高の補助線が交わる点をクリックし、斜め上にマウスを動かして軒線を引きます。斜めの軒線を引いたら、再び「複線」ツールを選択し、屋根の厚さと破風板の線も引いてください。軒の出は、平面図に描かれた外壁の補助線を基準に、外壁からの水平距離を「伸縮」ツール内の「突出寸法」欄に入力して描きます。これで片方の屋根が完成したので、「複写」ツールを使って反転コピーすれば、反対の屋根も作成できます。反転コピーを行うには、「倍率」の欄に「-1」を指定するだけです。交差部分などで生じた余分な線を整えたいときは、「コーナー」ツールできれいにしましょう。以上で、妻面の屋根の立面図が完成します。

水道業界や電気業界に特化したCADソフトが存在する

JWCADは立面図を書くときに便利なソフトとはいえ、操作に慣れないとスムーズに図面が書けないことも多いです。なぜなら、JWCADは汎用ソフトであり、水道や電気業界に特化したソフトではないからです。そこで活用できるのが、株式会社プラスバイプラスが提供している水道や電気業界に特化したソフト。例えば、水道業界用として「plusCAD水道V」というソフトがあります。水道業界に特化されたこのソフトは、パソコンで上下水道工事の配管図面と申請書類を作成できます。図面や申請書作成で使う各自治体の専用記号はもちろん、継手や配管まで搭載され、申請書式も登録。人の手で作成するよりも、正確かつ美しい図面が作れますし、自動計算システムによって作成時間が短縮できます。

このソフトを利用する大きなメリットは、多彩な機能が搭載されているため、業務を効率化できる点です。平面図の作成が済むと、立面図や縦断図、アイソメなどは自動で作成できますし、配管図や本管図面まで自動作成できます。手で行っていた業務が自動化できるので、業務効率が大幅にアップ。図面が作成できたら、見積書もワンタッチ操作で出力できます。もう一つのメリットは、複雑な手順を踏まずに、簡単な操作で図面や申請書が作れることです。パソコン作業に不慣れな人も、スムーズに操作できるように工夫されています。申請図面は最小限のクリックで作成できるように配慮され、難しい部分はソフトが自動で処理します。

しかも、プラスバイプラスのソフトはサポート体制も充実しています。ソフトを導入して疑問に思う点や操作で不明な点があれば、専門のインストラクターが直接訪問して、わかりやすくアドバイスしてくれるので安心です。アドバイスの仕方に関しても、的を絞った丁寧な説明で、マニュアルが不要なほど。今すぐに確認したい点がある場合には、電話サポートも用意されています。フリーダイヤルで全国どこからでも通話料が無料。インターネット回線を通じた遠隔サポートも利用できます。

【プラスバイプラス】製品案内

業務の効率化を検討中ならプラスバイプラスのCADソフトが便利

汎用ソフトのJWCADはどんな用途にも使えますが、業界専用のCADソフトと比較すると、その業界に特化した機能や便利なサポートは付いていません。その点、プラスバイプラスのCADソフトなら、水道や電気業界に合わせて開発しているので、手作業で図面や書類を作るよりも作業が格段に早く完了します。「JWCADは使いにくい」、「操作が面倒なので図面はいつも手書きしている」という人も、シンプルな操作だけなので安心です。プラスバイプラスのCADソフトを使用すると、図面や書類の作成業務が効率化され、作業を担当する人の負担を大幅に軽減できるでしょう。

【プラスバイプラス】JWCAD(汎用ソフトとの違いとは

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