- 2026年09月15日
VOL11|給料も悪くないのに応募が来ない

ここまで、
・会社名が検索されていること
・求職者が応募前に会社を調べていること
・ホームページに何を載せればいいのか
・会社が伝えたいことと、求職者が知りたいことには少し違いがあること
についてお話してきました。
求人について建設会社の方とお話していると、
「給料はそんなに悪くないと思うんだけどね」
「休みも昔より増やしている」
「それでも応募が来ないんだよ」
という声を聞くことがあります。
条件を良くしている。
求人も出している。
それでも、なかなか応募につながらない。
今回は、
「給料も悪くないのに、なぜ応募が来ないのか」
というテーマから、求職者が応募する前にどんなことを気にしているのかを整理してみたいと思います。
監修:室田茂樹
株式会社プラスバイプラス 代表取締役
コンテンツ
1|社長からよく聞く言葉
1-1|「条件は悪くないと思う」
求人の話になると、
「給料は地域の中では悪くない方だと思う」
「休みも昔より増やしている」
という話を聞くことがあります。
実際に条件を見せていただくと、決して悪い内容ではありません。
それでも応募が来ない。
すると社長としては、
「何がいけないんだろう」
という気持ちになります。
実際によく聞くのは、
・給料は地域の中では悪くないと思う
・休みも増やした
・求人も出している
・それでも応募が来ない
という言葉です。
仕事もある。
会社も続いている。
待遇も改善している。
それなのに人が来ない。
これは地方の建設会社でよく聞く話です。
1-2|「昔は職安だけで人が来ていた」
もう一つよく聞くのが、
「昔は職安だけで人が来てたんだけどね」
という言葉です。
以前は求人票を出せば応募があった。
知人の紹介や地域のつながりから人が入ることもあった。
そんな話を聞くことがあります。
ですが、今は少し状況が変わっています。
求人票を見たあと、そのまま応募するのではなく、まず会社について調べる人も増えています。
会社名を検索したり、ホームページを見たり、GoogleマップやSNSなどを確認したり。
応募する前に、
「どんな会社なんだろう」
と確認しているわけです。
2|求職者は別のことを見ている
2-1|「自分にできる仕事なのか」
建設業の求人を見る人の中には、未経験の方もいます。
その人たちがまず考えるのは、
「自分にできる仕事なのだろうか」
ということです。
求人票に仕事内容が書いてあっても、実際にどんな作業をするのかまでは分からないことがあります。
そのため、
・未経験でも大丈夫なのか
・教えてもらえるのか
・資格がなくても始められるのか
といったことを気にしています。
会社側からすると当たり前のことでも、初めて建設業を考える人にとっては、分からないことがたくさんあります。
2-2|「怖い会社ではないか」
これはあまり表には出てきませんが、気にしている人もいる部分です。
建設業に対して、
・厳しそう
・怒られそう
・上下関係がきつそう
というイメージを持っている人もいます。
実際に社長からも、
「うちは怒鳴ったりしないんだけどね」
「昔みたいな感じじゃないんだけどな」
という言葉を聞くことがあります。
求職者からすると、
・怒鳴られないか
・人間関係は大丈夫か
・未経験でも受け入れてもらえるか
・自分にもできる仕事なのか
こうしたことも気になります。
会社の中を知らないからこそ、不安になる部分です。
特に未経験者にとっては、仕事内容だけではなく、
「ここで自分が働けそうか」
も大切な判断材料になります。
3|応募の前に気になっていること
3-1|どんな人が働いているのか
求職者が見ているのは、会社の大きさや条件だけではありません。
実際には、
「どんな人が働いているのだろう」
という部分も気になります。
例えば、
・年齢層
・現場の雰囲気
・社員同士の距離感
こうしたことが少し分かるだけでも、会社を知る材料になります。
反対に、会社のことは載っていても、人がまったく見えない場合は、
「ここで働く自分」
をイメージしにくくなることがあります。
3-2|教えてもらえる環境なのか
未経験者は、
「最初からできる人」
として応募してくるわけではありません。
むしろ、
「教えてもらいながら覚えたい」
と考えている人もいます。
そのため、
・先輩はいるのか
・未経験で入った人はいるのか
・仕事はどう覚えていくのか
・資格はいつ取るのか
といったことも知りたい情報になります。
会社としては当たり前のことでも、求職者にとっては大切な判断材料になります。
4|ホームページで伝えられること
4-1|会社の日常を見せる
ホームページで伝えるものは、立派な施工実績ばかりではありません。
例えば、
・現場の写真
・朝礼の様子
・社員の紹介
・普段の仕事風景
こうした日常の情報も、会社を知る材料になります。
特別な内容でなくても、
「普段こんな感じで仕事をしている」
ということが少し見えるだけで、働くイメージを持ちやすくなります。
4-2|特別なことより安心感
求職者は、
「すごい会社かどうか」
だけを見ているわけではありません。
それよりも、
「自分がここで働けそうか」
を見ていることがあります。
例えば、
・会社の雰囲気
・働いている人
・現場の様子
・未経験でもできそうか
こうした情報です。
難しい説明や立派な言葉よりも、会社の普段の様子が分かる方が参考になることもあります。
ホームページは会社の実績を見せる場所でもありますが、
求職者にとっては、会社を知り、不安を少し減らすための場所にもなります。
5|まとめ
5-1|応募が来ない理由は一つではない
応募が来ない理由を考えると、給料や休日などの条件に目が向きがちです。
もちろん、条件は大切です。
ただ、それだけではなく、
・自分にできるか分からない
・会社の雰囲気が分からない
・人間関係が分からない
といった不安が、応募する前に残っていることもあります。
5-2|不安を減らす情報も大切
求職者は、会社のことを知りたいと思っています。
どんな仕事をしているのか。
どんな人が働いているのか。
未経験でも大丈夫なのか。
給料や休日といった条件だけではなく、
「自分にできそうか」
「どんな会社なのか」
を確認してから応募を考える人もいます。
ホームページは、会社を大きく見せるためのものではなく、
今の会社を分かりやすく伝えるための場所
と考えることもできます。
「条件は悪くないのに、なぜ応募が来ないんだろう」
そんなときは条件だけではなく、
求職者から見て、まだ分からないことがないか。
そこから一度整理してみるのも、一つの方法かもしれません。
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ホームページについて、
「求人は出しているけれど応募が来ない」
「何を載せれば求職者に伝わるのか分からない」
というご相談をいただくことがあります。
状況整理からお話することもできますので、気になる点があればお気軽にご相談ください。





