- 2026年03月26日
初心者向け!工事会社が利益を上げるために必要な3つの着眼点【水道・電気工事店様必見!!】
経営に役立つ知識

利益を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか。
「売上を上げればいいじゃないか」と考える経営者の方は多いと思います。実際、売上が増えれば会社はうまくいくように感じます。
しかし、本当にそうでしょうか。
去年より売上が大きく伸びた。仕事も増えて忙しくなった。それなのに決算書を見てみると「思ったより利益が残っていない」と感じたことはないでしょうか。
売上は上がっているのに、なぜか利益が出ない。この違和感を感じている経営者は実はとても多いです。
なぜこのようなことが起きてしまうのか。この記事では、その理由を分かりやすく説明していきます。
その理由を理解するためには、まず
「どの利益を見るべきか」を知ることが重要になります。
会社の利益にはいくつか種類がありますが、その中でも特に重要なのが「営業利益」です。
営業利益を見ることで、会社が本業でしっかり儲けられているのかが分かります。
この記事では、まず営業利益とは何かを分かりやすく説明し、その上で「なぜ売上が増えても利益が出ないのか」を解説していきます。
コンテンツ
1.営業利益とは?(5つの利益の種類と見方を初心者向け解説)
営業利益とは、一言でいうと「企業が本業で稼ぐことができた利益」のことです。会社がどれだけ本業で儲けを出せているか判断基準になります。
つまり、会社の本業がしっかり利益を出せているかどうかを見るための重要な判断基準になります。
・工事の売上
・材料費
・人件費
・外注費
などを差し引いたあとに残る利益が営業利益です。
この営業利益がしっかり出ている会社は、本業でしっかり儲けることができていると言えます。
■営業利益はどうやって算定する?
売上ー売上原価の合計ー販売費及び一般管理費合計=営業利益
売上原価・・材料や外注費などが含まれます。 販売費及び一般管理費・・事務員の給料や、事務所の家賃、水道光熱費など会社を運営していくのに必要な費用が含まれています。これらを差し引いた残りが営業利益です。
これらを確認することができるのは決算書の1つである損益計算書を確認することで利益が出ているかどうかを把握することができます。営業利益の行が黒字なら本業だけで利益が出ていることになります。
- ■5つの利益の種類とは
営業利益は利益の中の1つです。 他にどのような利益があるのでしょうか?
・売上総利益・・売上から材料費を引いた大まかな利益で商品を売ってどのくらい儲けたかを示します
・経常利益・・・営業利益+日常の副収入(利息)-副支出(借金利息)。本業+日常の安定性をチェック。
・税引前当期純利益・・経常利益から臨時的な特別利益・損失を引いたもの。
・当期純利益・・税金を引いた最終利益であり、社長が見るべき利益になります。
2.売上が上がっても利益はなぜ出ないのか?
「売上を上げれば利益も増える」とこのように考えている経営者の方は多いと思います。しかし、売上が増えたからといって必ず利益が増えるとは限りません。
なぜなら、売上が増えると同時に経費や材料費等が増えるからです。
例えば工事業の場合、売上を増やすためには次のような費用が増えることがあります。
・材料費
・外注費
・人件費
・車両費
・残業代
このように、工事件数が増えれば増えるほど、会社が負担するコストも増えていきます。
■原価の高騰を見積りに反映できているか
最近は材料費の高騰が続いています。しかし、以前と同じ感覚で見積りを出してしまうと、材料費が上がった分だけ利益が減ってしまいます。例えば、材料費が上がっている、外注費が上がっている、にもかかわらず、工事の単価が変わっていなければ、その分利益は小さくなってしまいます。
■工事件数を増やすだけでは利益は出ない
「工事件数を増やせば利益が出る」と考えている会社も多いですが、工事件数を増やすだけでは利益を確保することが難しくなることがあります。特に最近は人件費の上昇、材料費の上昇、外注費の上昇などの影響があり、売上が増えても利益が思ったほど残らないケースが増えています。
■単価の設定が正しくないと利益が出ない
同業他社との競争が激しくなると、「安くしないと仕事が取れない」、「とりあえず受注を優先する」という判断になりがちです。
この状態が続くことで単価が下がってしまい、忙しいのに利益が出ないということが起こり、忙しいのにお金が残らないといったことが起こります。
3.利益を上げるためにはどうしたらいい?
では、利益を上げるためにはどうしたらよいのでしょうか。売上を増やすことだけを考えていても、利益を安定して残すことは難しくなります。
そこで大切になるのが、次の3つです。
- 原価管理を徹底する
例えば工事業では、材料費、外注費現場の人件費などが原価になります。
これらを把握しないまま工事を受けてしまうと、売上が増えていても仕入れや外注費にお金がかかりすぎてしまい、結果として利益が残らなくなってしまいます。そのため、まずは工事ごとにどれくらい原価がかかっているのかを把握することが大切です。
- 経費を把握する
これらの経費がどの項目にどれくらいかかっているのかを把握することで、無駄な支出がないか見直すことができます。
経費の状況を知らないまま経営をしていると、知らないうちに利益を圧迫していることも少なくありません。
- 利益金額を決める
原価と経費を把握できたら、次に会社としてどれくらいの利益を確保したいのかを決めます。毎月100万円の利益を確保したい、毎年1000万の利益を出したいなど、目標となる利益を決めることが大切です。利益の目標が決まると、必要な売上高、許容できる原価、必要な経費などを逆算して考えることができるようになります。このように、利益の目標から逆算して経営を考えることが、安定して利益を出す会社づくりにつながります。
4.経営勉強会で学べる事
本記事で概要はつかんでいただけたと思いますが、利益について次のような質問が多く寄せられます。• 「どれくらい利益が出ているのか」
• 「利益を生み出すにはどうしたらよいか」
• 「営業利益を増やすためのアプローチ」
• 「営業利益を上げるために、まずどこの数字から手をつければいいか?」
• 「会社が生み出す生産性がどれくらいなのか知りたい」
• 「赤字工事を生み出さないためにすべきことは」
こうした課題に対し、弊社がご案内している経営勉強会(経営塾)では実際の工事店の数字を用いた分析方法や、赤字を生まない見積り・現場管理術など、明日から試せるようなこと、即実務で活かせる内容をお伝えします。
5.まとめ
利益を上げるためには、単に売上を増やすだけではなく、原価を把握する、」経費を把握する、利益の目標を決めるこの3つを意識することが重要になります。
ご興味がわいた方はぜひこちらから申し込みください。




