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給水管引き込み工事の費用相場や費用項目を解説

  • 公開日:2023年09月01日
水道工事に関する知識
給水管引き込み工事の費用相場や費用項目を解説

給水管引き込み工事には、一般的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
この記事では、給水管の引き込み工事にかかる費用の相場や項目を解説します。
費用が高額になるケースや、引き込み工事以外の費用についても解説するので、確実に利益を出す工事を行ううえでお役立てください。

 
 

給水管引き込み工事とは?

給水管引き込み工事とは、道路の下に埋設されている水道本管から分岐させ、住宅の敷地内に上水道の給水管を引き込む工事です。
反対に、下水道の排水管を下水道本管につなげる工事は、下水道引き込み工事と呼ばれています。
いずれもライフラインを支える重要な工事であり、慎重かつ確実に施工しなければなりません。
給水管引き込み工事は住宅の新築で必要になるほか、古い水道管を使用していた住宅を建て替える際にも工事が行われる場合があります。

 

給水管引き込み工事の主な流れは、水道本管が通る道路の掘削、水道本管から敷地内への給水管の引き込み、道路の復旧という3ステップで行います。
工事を行うには、水道局への申請が必要になるほか、道路の掘削には自治体や国交省への申請も必要です。
必要書類は、給水装置工事申込書・位置図・工事図面・道路占有許可・使用許可申請ですが、工事をする地域の自治体や工事の規模によって違いがあります。

 

道路の掘削で注意が必要なのは、前面道路の管理者が個人の場合や他人の敷地を水道管が通っている場合です。
どちらの場合でも、個人から承諾を得たうえで工事をする必要があり、なかには簡単に進まない恐れもあります。
そのため、工事をする前に道路の所有者についても確認しておくことが大切です。

 

給水管引き込み工事にかかる費用相場・費用項目

給水管引き込み工事を受注する側、依頼する側のどちらにとっても費用相場は気になるところです。
そこで、費用相場と費用項目を解説します。

 

費用相場

一般的に、給水管引き込み工事にかかる費用は30万~50万円が相場といわれています。
給水管を1m引き込む場合、1.5万~2万円程度が目安の工事単価とされており、仮に20mの給水管を引き込むと、30万~40万円かかる計算です。
「距離数×単価」で工事費用が決まるので、水道本管から敷地内までの距離が長い場合は高額になる可能性があります。
また、一般的な水道管の口径は20mmですが、二世帯住宅などで使用する水量が多くなる場合は25mmの口径が推奨されており、材料費が高くなる分だけ工事費用は高くなると考えておきましょう。

 

費用項目

給水管引き込み工事は、基礎工事と給水管を延長する場合の工事費用の2階建てとなります。
 
費用項目 概要
基礎工事費 給水管の引き込み工事費用
給水管の延長費用 水道本管と敷地の距離が遠い場合に給水管を延長する費用
 

依頼主へ見積書や請求書を提出する際は、費用項目をしっかりと分けることが大切です。
「工事一式」とだけ書かれた見積書や請求書を見せられても依頼主は疑問が残るので、何にどれだけの金額がかかっているのか明示しましょう。

 

給水管引き込み工事が高額になるケース

給水管引き込み工事の相場は30万~50万円ですが、以下のケースに該当すると高額になる可能性があります。
 

給水管の口径が大きい

給水管の口径は主に13mm・20mm・25mmの3種類あります。
古い建物では13mmを使用しているケースがありますが、現在は20mm以上が一般的です。
建替え工事の際に20mmまたは25mmに変更することで工事費用が高額になります。
また、先述した通り二世帯住宅などで水道使用量が多くなる場合も工事費が高くなる要因です。

 

水道本管から建物までの距離がある

給水管引き込み工事の単価は、1mあたり1.5万~2万円程度が目安です。つまり、水道本管から建物までの距離が長いほど工事費用は高くなります。
 

建物が国道や県道沿いにある

国道や県道は交通量が多いため、耐久性の高い作りになっています。
アスファルト舗装も厚めになっており、掘削作業を進めるのは簡単ではありません。
時間も手間もかかるため、工事費用が高くなりやすいケースの1つです。

 

給水管引き込み工事費用以外で負担が発生する費用

給水管引き込み工事では、工事費用以外にも発生する費用があります。
依頼主に対して事前に説明を行っていなければトラブルの原因となるので気をつけましょう。

 
費用項目 概要
給水申込納付金(加入金) 水道を新しく引き込む際に水道局へ払う申込み費用
各種手数料 設計や管理に関する手数料
 

給水申込納付金は、依頼主が自治体へ納付する金銭のことです。
地域によって、水道分担金や水道加入金など、呼び方は異なります。
納付金額も自治体によって異なるほか、給水管の口径によっても違いがあります。以下は目安金額です。

 
口径 金額
13mm 2万円~12万円
20mm 6万円~29万円
25mm 30万円~66万円
 

住宅建築の場合、現在では、使用する水道設備が多いため20mm以上の口径が一般的です。
二世帯住宅でキッチン・トイレ・浴室が2つずつあるような場合は、水圧が弱くならないように25mmの口径を使うこともあります。

 

各種手数料とは、給水管の設計に関する手数料や分岐管理手数料のことです。
分岐管理手数料とは、水道本管からの分岐を水道局が確認するために必要な手数料を指します。
どちらも1件あたり5,000円~1万円ほどが目安です。

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まとめ

給水管の引き込み工事とは、水道本管から給水管を分岐させて敷地内に引き込む工事のことです。
安全に安心して飲める水を提供するための工事であり、責任の重い仕事といえます。
工事の費用相場は30万円~50万円が目安となるものの、敷設する給水管の長さや口径によって変わる点に注意が必要です。
見積もりをする際に、長さを間違えたり使用する材料を拾い忘れたりすると、利益が出るはずの工事が赤字となるかもしれません。

 

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給水管引き込み工事費用についてよくある質問

給水管引き込み工事とは、どのような工事ですか?

給水管引き込み工事は、道路の下に埋設されている水道本管から分岐させ、住宅の敷地内に上水道の給水管を引き込む工事です。
安全に安心して水道を利用できるように、慎重かつ確実な施工が求められます。
給水管引き込み工事は、水道本管が通る道路を掘削し、水道本管から敷地内への給水管の引き込み、道路を復旧するという3ステップで行います。
工事を行うには水道局のほか、道路の掘削には自治体や国交省への申請が必要です。

 

給水管引き込み工事にかかる費用はどれくらいですか?

一般的に、給水管引き込み工事にかかる費用は30万~50万円が相場といわれています。
給水管を1m引き込む場合、1.5万~2万円程度が目安の工事単価とされており、「距離数×単価」でおおよその工事費用の計算が可能です。
水道本管から敷地までの距離が長いと給水管を延長する必要が出てくるので、依頼主が想定していた金額よりも高くなるケースもあります。
金額の根拠を明確に説明できるように、見積書は細かい部分まで記載しましょう。

 

どのような場合に給水管引き込み工事が高額になりやすいですか?

前述のとおり、水道本管から敷地までの距離が長いほど、工事代金が高額になるのは避けられません。
また、使用する給水管の口径によって工事が高額になる場合があります。
たとえば、二世帯住宅などで使用水量が多くなる場合、給水管が細いと水圧が弱くなりやすいので、25mmの口径を使用します。
給水管の口径は主に13mm・20mm・25mmの3種類あり、口径が太くなると材料費や給水申込納付金(加入金)が高くなる点に注意しましょう。
ほかにも、敷地の前面道路が国道や県道の場合は掘削作業に手間がかかりやすいため、工事費用が高くなる可能性があります。

 

工事代金を正確に見積もるにはどうしたら良いですか?

図面を見ながら手動で見積もりをすると、拾い漏れや計算ミスが生じやすく、工事を請け負っても赤字になるリスクがあります。
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