- 2026年04月10日
VOL1 会社名は、想像以上に検索されています
ホームページに関する知識

地方の建設会社の社長とお話をしていると、
必ずと言っていいほど出てくる話があります。
それは**「人が足りない」**という悩みです。
ただ、この言葉の奥には単なる人手不足だけではないもっと大きな不安が隠れていることがあります。
会社はこの先どうなるのか。
若い人は入ってくるのか。
10年後も会社は続いているのか。
こうした話を聞いていく中で、最近とくに感じることがあります。
それは会社名が想像以上にネット検索されているということです。
現在では、多くの人が会社を調べるときにGoogleなどの検索エンジンで会社名を検索することが当たり前になっています。
今回は、地方の建設会社とホームページの関係について実際の現場で感じることをお話します。
監修:プラスバイプラス編集部
建設業向けCADや原価管理システムの開発・提供を通じて、現場の業務効率化を支援しています。 日々の業務の中で出会うお客様の声をもとに、図面作成・申請業務・積算・見積り・原価管理などに 関する実務知識を蓄積し、正確で実践的な情報発信を行っています。
コンテンツ
1. 建設会社の社長からよく聞く悩み
プラスバイプラスは創業から約25年、建設会社向けのパソコンソフトや
インターネットサービス、
ホームページの提供を通して
15,000社を超える建設会社様と関わってきました。
地方の小規模な建設会社から
地域で長く続く中堅企業まで、
さまざまな会社を見てきました。
この記事では
小規模の建設会社の社長の目線で
これから
10年、20年と会社を続けていくために
見ておくべき視点についてお話していきます。
決して難しい話ではありません。
むしろ
日々の現場の中で
自然と起きている変化についてです。
1-1 社長がよく口にする採用の悩み
日頃、建設会社の事務所を訪問すると社長からよく聞く言葉があります。
【実際によく聞く社長の言葉】
・「人が足りない…」
・「若い人が来ない…」
・「ハローワークに出しても応募がなくて…」
・「採用しても続かない…」
・「また辞めたんですよ」
強く言うわけではありません。
社員の日報を確認しながら。
工事写真を見ながら。
現場の工程表をめくりながら。
少し間を置いて
ぽつりと出てくる言葉です。
これは地域に関係ありません。
北海道でも
東北でも
関東でも
九州でも
ほとんど同じ話を聞きます。
表に出る悩みは
たいてい**「採用」**です。
1-2 採用の悩みが出てくる現場の空気
建設会社の事務所には独特の空気があります。
朝は現場に出る職人が忙しく動き、
昼間は電話が鳴り、
夕方になると現場から戻ってきます。
その合間に
社長と話をすることがあります。
すると社長がこう言います。
「忙しいんですよ」
でもそのあとに続く言葉は
たいていこうです。
「でも人がいないんですよ」
忙しいのに人がいない。
仕事はあるのに
職人が足りない。
この状況は
多くの会社で共通しています。
<ここがポイント>
建設会社の社長が最初に口にする悩みは
ほとんどが**「採用」**です。
しかし、話を聞いていくと
本当の悩みは少し違うところにあることが多いのです。
2. 採用の悩みの奥にある本当の不安
2-1 社長がふと口にする言葉
雑談のように話が進んでいくと社長がふと口にする言葉があります。
「この先、会社は続いていくのだろうか」
「今いる職人が元気なうちはいいが…」
「10年後はどうなっているだろう」
忙しい毎日の中で
深刻に語るわけではありません。
ですが
何気ない会話の中で
自然と出てくる言葉です。
それだけ
頭の中で考えているということです。
2-2 本当に気にしていること
【社長が本当に気にしていること】・この先会社は続くのか
・人がいなくなったらどうなるのか
・10年後に会社は残っているのか
・仕事はあるのに人がいない状況が続くのではないか
こうした不安を
多くの社長が感じています。
会社を経営している以上
当然のことかもしれません。
ですが最近は
もう一つ気になることがあります。
それは
会社の情報が外からどう見えているか
ということです。
3. 会社名を検索するのは当たり前の行動
最近は、求人を見たときや紹介を受けたときに
まず会社名を検索する人が増えています。
スマートフォンで会社名を入力して
・どんな会社なのか
・どんな仕事をしているのか
・会社の雰囲気
・ホームページはあるのか
こうした情報を確認しています。
これは特別なことではありません。
むしろ
いまでは当たり前の行動です。
3-1 求人を見る人の行動パターン
求人を見る人の行動は実はかなり似ています。
多くの場合、流れはこうです。
【求人を見る人の行動】
1 求人票を見る
2 気になった会社名を覚える
3 会社名をネット検索する
4 ホームページや会社情報を確認する
つまり
求人 → 会社名検索 → ホームページ確認
という流れです。
<ここを見られています>
求人票だけで
応募を決めているわけではありません。
会社の情報を
インターネット検索で確認してから
応募するかどうかを判断しているのです。
4. 小さな会社ほど検索されています
「うちは小さな会社だから関係ない」そう思われる社長もいます。
しかし実際には
むしろ逆です。
小さな会社ほど
会社名を検索されることがあります。
4-1 社名が知られるタイミング
会社名が知られる場面は意外と多くあります。
例えば
・現場の看板
・会社のトラック
・求人情報
・取引先からの紹介
・地域の工事
こうした場面で
社名を見た人が
「どんな会社だろう」
と思って
インターネットで会社名検索することがあります。
4-2 検索されたときに見られるポイント
検索されたときに実際に見られているのは
・どんな仕事をしている会社なのか
・会社の雰囲気
・社員の年齢層
・施工事例
・ホームページがあるか
といった情報です。
<実はここで判断されています>
検索したときに
・会社の情報が見つからない
・どんな仕事をしている会社なのか分からない
この状態だと
応募や問い合わせの一歩手前で
止まってしまうことがあります。
5. 立派なホームページである必要はありません
ホームページというと大きな会社が作る
立派なサイトをイメージする方もいます。
ですが
必ずしもそうではありません。
実際には
・会社概要
・仕事内容
・連絡先
・施工事例
・現場写真
こうした基本情報が
整理されているだけでも
会社の印象は大きく変わります。
5-2 若い人が見ているポイント
<若い人はここを見ています>若い人と話をしていると
こんな声を聞くことがあります。
「月給より年収の方が分かりやすい」
建設業の場合
・残業
・手当
・現場による変動
などがあるため
月給だけでは
実際の収入がイメージしにくいからです。
また
・どんな仕事をしているのか
・どんな現場なのか
・どんな人が働いているのか
といった
会社の雰囲気も見ています。
求人票よりも
会社ホームページの写真の方が
印象に残ることもあります。
6. まずは自社がどう見えているか確認する
建設会社のホームページはこれからの採用や取引にも影響する
重要な情報になっています。
難しいことをする必要はありません。
まずは一度
自社の会社名を検索してみてください。
6-1 まずやってみてほしいこと
【まずやってみてほしいこと】・会社名を検索する
・どんな情報が出てくるか確認する
・会社の仕事内容が伝わるか見る
・ホームページがあるか確認する
第三者の目で見たときに
どのように見えるでしょうか。
それだけでも
気づくことがあるはずです。
まとめ
地方の建設会社の社長と話していると最初に出てくる悩みは
やはり**「採用」**「人材不足」です。
しかし
その奥には
「会社は続いていくのか」
という
もっと大きな不安があります。
そして今は
求人を見る人も
取引先も
地域の人も
まず会社名を
インターネット検索する時代です。
会社のホームページは
派手である必要はありません。
ですが
会社の情報がきちんと伝わる場所は
これからますます大切になります。
まずは一度
自分の会社名を検索してみてください。
そこから
見えてくることがあるはずです。
※ホームページについて
「まだ必要かどうか分からない」
という段階でのご相談も増えています。
求人票を見て応募するだけでなく、
会社名を検索し、ホームページやSNSなどを確認する。
こうした流れは、特別なことではなく、
今では当たり前になってきています。
そのため、
「求人票の先に何があるか」も、
少しずつ意識されるようになってきています。
ホームページについても、
「必要なのかどうか分からない」という段階で
ご相談をいただくことがあります。
建設会社向けに、考え方を整理した内容もありますので、
参考の一つとしてご覧いただければと思います。




