断水のお知らせ【テンプレート】例文とともに書き方のポイント・注意点も解説

断水のお知らせ【テンプレート】例文とともに書き方のポイント・注意点も解説 お役立ちツール
断水のお知らせ【テンプレート】例文とともに書き方のポイント・注意点も解説

水道工事を行うにあたり、場合によっては断水をする必要があります。
その際に重要なのが、住民に向けた「断水のお知らせ」です。
断水によって住民生活に少なからず不便をかけてしまうので、正確な情報を誰が見てもわかるように伝えることが大切です。
この記事では、水道事業者に向けて「断水のお知らせ」のテンプレートを紹介しつつ、書き方のポイントや注意点を解説します。
断水に関する情報を適切に伝え、工事を円滑に進めるためにも、ぜひ参考にしてください。

 

水道工事の住民説明で使用できる「断水のお知らせ」のテンプレート

ここでは、「断水のお知らせ」を行う重要性と書面で案内する際に使用できるテンプレートを紹介します。

 

「断水のお知らせ」を行う重要性

水道工事に伴い水を止める場合は、地域住民やマンション内の住民に「断水のお知らせ」をすることが大切です。
「断水のお知らせ」は以下に挙げる通り重要性が高いので、確実に行いましょう。

 

住民の生活への影響を最小限に抑えられる

断水が予定されている場合、住民や利用者に事前に通知することで、その時間帯に水を使用する予定を調整できます。
洗濯や料理など、日常生活や業務に及ぼす影響を最小限に抑えることが可能です。

 

備えをする機会を提供できる

断水のお知らせを受けた住民は、十分な水を備える時間を確保できます。特に非常時や緊急時は水が必需品ですから、断水の周知は欠かせません。

 

住民の精神面への配慮

断水は一時的とはいえ、住民にとっては不便な状況です。適切なお知らせを通じて住民に敬意を払い、断水への理解と協力を得ることができます。

 

作業の安全性と効率性の確保

水道メンテナンスや修理作業のために断水が行われる場合、作業者が安全かつ効率的に作業を進めるためには、住民に断水を周知することが重要です。
お知らせを確実にすることで、誤解や危険な状況を回避できます。

 

「断水のお知らせ」の例文

住民に「断水のお知らせ」を文書として配布または掲示する際は、以下の例文を参考にしてください。

【例文】

拝啓 時下ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、この度、〇〇〇〇における上下水道施設の維持管理の一環として下記日時に定期清掃を実施いたします。

作業時間内は断水となりますので、下記注意事項をご留意の上で、ご対処くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

ご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご協力のほどお願い申しあげます。 

敬具

 

■作業日時

 0000年00月00日(〇) 00時から00時まで

■注意事項

・作業完了後最初に通水をするときに赤水が出ることがありますが、このような時は各

蛇口より水を5分程度流し、きれいになってから使用してください。

・断水中は絶対に蛇口を開けないでください。開けますと作業完了後、水の出が悪く

なったり、水が出なくなる恐れがあります。

・断水対策としてあらかじめ水を汲み置きしてください。

・天候不順・作業上の都合などにより、作業日を改める可能性があります。

■お問い合わせ先

 〇〇〇〇〇〇

 担当:〇〇

 住所:〇〇〇〇〇〇〇〇

 TEL:00-0000-0000

 FAX:00-0000-0000

 

「断水のお知らせ」に記載すべき項目

「断水のお知らせ」を行う目的は、断水によって住民の暮らしに不便が生じるリスクをできるだけ軽減することにあります。
そのため、例文で示したように以下の項目は確実に記載しましょう。

 

断水する理由

工事、メンテナンス、緊急修理など、断水が行われる理由を簡潔に説明します。

 

日時と期間

断水が行われる日時と期間を明記します。開始時刻と終了時刻、または予定されている期間も大切な情報です。

 

予備措置や代替案

断水に備えて住民が取るべき予備措置や、代替案を提案します。
水を準備しておく、水を保管する容器を用意する、近隣の公共施設を利用するなどのアドバイスを記載しましょう。

 

注意事項

住民に向けた注意事項や注意喚起を行います。節水の呼びかけ、安全な水の利用法、断水解除後の注意点などを記載します。

 

お問い合わせ先

住民が問い合わせの連絡ができる窓口を明記します。電話番号やFAXのほか、必要に応じてメールアドレスやWebサイトの情報も記載しましょう。

 

「断水のお知らせ」を書くときの注意点

蛇口をひねると水が出てくる暮らしが当たり前の状態にあるなかで、断水する時間が短いとしても住民にとっては大きな問題になる可能性があります。
そのため、断水をする日時が決まったら、できるだけ早めに正確な情報を発信しましょう。
住民への影響を最小限に抑えるためには、水の備蓄方法や節水方法も案内することが大切です。

書面で周知する際は、水道事業者が使う専門用語は使わず、水道に関する知識がない人でも理解できるような言葉を使うと良いでしょう。
ただし、長々とした文章は読まれにくいので、要点を簡潔にまとめて必要な情報をわかりやすく伝える工夫も必要です。また、断水時の問い合わせ先は窓口を明確にし、必要に応じて担当者の携帯電話番号を記載します。
担当者を明記しておくことで対応がスムーズになり、間違った情報を伝えてしまうリスクを軽減できます。
これらに加え、何らかの理由によって断水が長引く場合に備え、緊急アナウンスができる体制を構築しておくことも大切です。

 

まとめ

水道工事を行う際は必要に応じて水道を止めますが、事前に「断水のお知らせ」を住民に向けて案内することが大切です。
正確な情報を過不足なく伝えることにより、住民は断水前に水を確保し、断水後もトラブルなく水道を使用できます。
今回ご紹介した「断水のお知らせ」のテンプレートを参考にして、住民にわかりやすく情報を発信しましょう。

 

Q、スバリ!貴社は(貴方は)儲かっていらっしゃいますか?

\【スイポ】サイトへのご意見募集してます/ 「こんなこと知りたい」、「ここが使いにくい」などの貴重なご意見を募集しております。

タイトルとURLをコピーしました