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電気工事でできる!暮らしの中の安全はコンセントから

  • 公開日:2018年12月06日
電気工事に関する知識
電気工事でできる!暮らしの中の安全はコンセントから

電気は暮らしの中の重要な部分を占めています。現代人はさまざまな電化製品に囲まれて暮らしています。電気が使えなければ生活そのものが止まってしまうといっても過言ではありません。調理器具や照明、冷暖房、そして通信機器などを使用するためにはコンセントが必要です。しかし、コンセントの使い方次第では火災など思わぬ事故につながることもあります。コンセントの位置や設置数などでできる安全な暮らしについて解説します。

一般家庭には当たり前?コンセントのタコ足配線

一般家庭でついやってしまいがちなコンセントの使い方のひとつに、タコ足配線があります。通常の家庭ならコンセントの口数は2口が一般的です。しかし1カ所で集中して電気を使うということはよくあります。ついついタコ足配線をやってしまう家庭は多いでしょう。タコ足配線は気づかないうちにコードが抜けてしまうのも問題ですが、それより危険なのは定格電流を超えてしまうことです。電化製品でも特に電気使用量の多いものには炊飯器や電子レンジ、電子ケトルなどがあります。これらはキッチンで使うものばかりで、1カ所に集中してしまうと簡単に容量を超える恐れがあるのです。コンセントの発熱や、場合によっては発火の危険を伴うことが考えられます。このような事故を防ぐために、どのような電化製品を使うのかあらかじめ配慮したり、安全な使い方を提案したりすることが必要です。

 

一歩間違えば大惨事?キッチンや浴室には限らない失敗は?

キッチンや浴室、洗面所のような水周りは水がかかってしまう可能性の多い場所です。万が一水がかかってショートしたら危険ですし、濡れた手でコンセントを触ってしまうと感電する可能性があります。そのため、水周りはコンセントを高い位置につけるよう配慮することが多い傾向といえます。しかし水周り以外の場所でも水がかかってしまうことはあります。リビングでコーヒーをこぼしてしまうなどもよく起こることです。また湿気が多い場所でもコンセントがショートする可能性があります。キッチンや洗面所などのような場所以外でも、水がかかる可能性のある場所にコンセントをつけるときには高さを調節してあげましょう。またカバーつきのものなどを提案するのも親切です。

 

見えないとこんなに危険?コンセントの落とし穴

コンセントは電気工事をしているときには気づかないことがたくさんあります。いざ引越しが終わって生活の場として使われるようになると、家具の配置によってはまったく見えなくなってしまうことは珍しくありません。コードに重い家具が乗ってしまう可能性もあります。そこで心配されるのは、見えない場所でいつの間にかホコリがたまってしまうことです。万が一湿気の多い場所だとホコリが湿気を吸い、そこからショートや発火の原因につながります。コンセントにホコリがたまってしまう危険性を知っている人は多いかもしれません。しかし生活しているうちに見えないコンセントはつい忘れてしまいがちです。知らないうちに発火したという危険がないよう設置には注意しないといけません。家具の配置を予定していないか施主に確認するのもいいでしょう。

 

使うときだけ大活躍!床に隠れた秘密兵器?

一般家庭でもあると意外と便利なのが床用コンセントです。掃除機やアイロンのような必要なときにしか使わない電化製品は、いざというときにコンセントがふさがっているということもよくあります。仕方なく一時的にどれかを外して使うという場合も多いのです。もちろん、タコ足配線の原因にもなるでしょう。そんなときに床用コンセントが大活躍してくれます。電気工事のときに設置場所を吟味する必要はありますが、提案すると喜ばれることの多いコンセントです。ただし小さな子どものいる家庭ではイタズラが心配されるので、家族構成や使う人の確認は重要かもしれません。ショップや美容室ではつけていることの多い床用コンセントは家庭でもつけられることを知らない人もいます。必要なときだけ使える予備のコンセントが欲しいと考えている家庭では、重宝する秘密兵器です。

 

快適な暮らしはコンセントで決まる?便利で安全な提案を

家を建てるときには間取りや材質、デザインなどいろいろ研究してプランを練る人は多いものです。しかし電気工事のことになると、一般の人では、なかなか分からないことがほとんどです。コンセントは普段だれもが使うもので、だれもが知っている印象ですが、工事に伴うことや種類などは専門的なためあまり詳しい人はいないと考えられます。専門職の場合は別ですが、施工する側が提案してあげると親切です。間違った使い方による危険性や事故のリスクの説明も添えると理解しやすいのではないでしょうか。「口数は2口で足りるのか」「どんなものを使うのか」といったことを確認して提案してあげましょう。そのためには、素人が見ても分かりやすい図面を用意することも重要です。見やすいというだけではなく、必要な見積もりまですぐに出せるCADがあれば、仕事はスピーディーに進みます。コンセントに合わせて照明器具も一緒に提案できると喜ばれます。電気工事は確かな技術だけでなく、常に新しい製品情報を吸収しながら使う人のことを考えて提案してあげるようにしましょう。

 

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