水道工事の標準仕様書の概要!水道CADを使えば便利って本当?

  • 公開日:2017年08月17日
水道工事に関する知識
水道工事の標準仕様書の概要!水道CADを使えば便利って本当?

水道工事には標準仕様書に基づいた作業が欠かせません。水道工事の従事者であれば、その重要性を十分理解しているでしょう。しかし、標準仕様書は膨大な情報量であり、その内容を完璧に把握するのは容易ではないです。内容が改定されることもあるので、常に最新の情報についても把握しておかなければなりません。

そういった手間を削減し、業務の効率化を図るために有効なのは水道CADの利用です。標準仕様書の概要と水道CADの利便性を確認していきましょう。

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水道工事の標準仕様書とは?目的は何?

水道工事の標準仕様書とは、工事の契約やその内容について統一化を図るためのルールブックのようなものです。具体的には工事請負契約書、および設計図書類などの内容や書き方について記述されています。

標準仕様書を設けることによって適正な契約を行えるように配慮されていることを覚えておきましょう。印刷物の購入も可能ですが、主にインターネット上で詳しい内容を確認可能です。

主な発行元は日本水道協会や各都道府県の企業庁で、後者の場合は標準仕様書の内容が各エリアで異なる場合もあります。そのため、基本的には工事を行う現場のエリアに応じた標準仕様書に基づくのが適切です。

多くの場合は都外や県外などの遠く離れたエリアまで出向くケースはまれといえます。自社の所在地であるエリアに基づいた標準仕様書を確認すると良いでしょう。

最新版や改定内容が更新される可能性がありますので、水道工事標準仕様書についての定期的な確認もおすすめします。

 

水道工事標準仕様書の中身!重要項目は?

水道工事標準仕様書の本編は、必要な一般事項、安全管理のための注意事項、工事用設備における決まりや具体的な施工方法についての内容が主です。他にも、材料に関する項目も記載されているので、水道工事に必要となる情報は全て書かれています。

特に、施工方法に関する記述は単に全般的な水道工事のやり方についての案内だけには留まりません。土工をはじめ、鋼管工事や給水管の付け替え工事、さらにはコンクリート工事や塗装工事に至るまで、細かく情報を網羅しています。

また、標準仕様書は本編だけではなく、付録もあるのが特徴です。水道工事の施工管理基準や工事竣工図作成基準、細かなものでは弁室や消火栓の設計図に関する情報もあります。

いずれも水道工事を適正かつ円滑に行うには重要な項目ではありますが、特に本編の内容は最低限必要な情報だととらえておくと良いでしょう。

 

手書きよりも早い!プラスバイプラス水道CADの強みは?

水道工事の契約や施工管理に手間がかかる、標準仕様書の内容を把握しきれないという場合に役立つのがプラスバイプラスの水道CADです。文字通り水道工事向けに特化したCADソフトで、業務の効率化を図れるのが最大の目的かつ特徴になります。水道工事に関する設計書や申請書の作成が容易に可能です。図面や申請書の作成に必要な専用記号や書式のレイアウトも水道CADの中に登録されているので、作業しやすい環境が整っています。

見積り機能も連動しているので、平面図作成が完成し次第、立面図縦断図だけではなく、見積書も同時作成が可能です。1から手動で計算し直す必要がなく、見積価格も適正なので問題もありません。さらに、わからないことがあれば電話やインターネット回線を通じた遠隔のサポートをしてもらえますし、インストラクターによる訪問サポートもあるので、慣れていなくても安心できるでしょう。

 

水道CADを導入するメリット!どんな人に向いている?

先述のように水道CADを導入する最大のメリットは業務の効率化です。効率的に作業ができればその分だけ時間を有意義に使えますし、施工数の増加も見込めます。水道申請書の作成に掛ける時間は、手書きの時の3分の1まで削減できるのは大きな魅力でしょう。

水道工事に関する書類作成を大変に感じている、もしくは不安な気持ちを抱いている人に向いています。サポートも徹底しているので、手厚いサポートを受けながら施行管理を行いたい人にも適しているでしょう。

また、経営者だけではなく、従業員による申請書の作成も行いたい場合に誰にでも使いやすい水道CADがあると重宝します。そうすれば経営者の負担を大幅に軽減できるので、より効率的な施工管理も可能です。

 

水道CADの具体的な機能!基本的な使い方は?

水道CADでは主に図面の作図を行えます。紙図面のデータ取り込みもできるので、手書きや現場でスケッチした図面をいかしたい時にも便利です。建物の間取りから水道菅の自動配管が行えることと、立面図と縦断図の自動作成という嬉しい機能もあります。他にも本管図面の作成ができますから、水道工事のしやすさも向上するでしょう。

さらに、水道CADでは日報の作成も行えます。水道工事や施工管理に関する機能が全て備わっているといっても過言ではありません。

パソコンが得意でないと上手く扱えないと思うかもしれませんが、苦手な人でも簡単かつ直感的な作業が可能です。基本的な申請書の作成手順としてはまず、水道CAD上に間取りを配置する、あるいは紙の図面を取りこみます。その後はシンボルを配置して配管の種類を決定、あとは自動生成されますから内容に問題がなければ完成です。シンプルな手順ですから、初めてCADソフトを扱う人でも困ることなく作成できるでしょう。

水道工事標準仕様書に基づいて効率的に作業をしたいなら、プラスバイプラスの水道CADの導入を積極的に検討してみてください。

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