スプリンクラーの取引先からの質問電話が激減しました

消防署に対して信頼度が増しました!

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福岡県 福岡市 株式会社水防協 様

―水防協さんについて教えてください―

水防協は、元は公的機関の認定を受けた水道工事者および防災工事事業者、電気工事事業者、建設業者など、それぞれ異能の事業者で結成された中小企業15社(福岡)で作られた組合でした。
「水道水を使った初期・消火制御を目的に開発した水道連結型スプリンクラー」(水防協方式)を普及させるために結成されました。
2011年9月29日に事業拡大のため株式会社水防協となり、 今後はこのスプリンクラーを全国的に展開していきます。

――弊社の商品を導入する前は、どんなことでお悩みでしたか?

こちらのソフトを導入する以前の話になりますが、スプリンクラーという名前がまだ当時は業界にあまり知られていなかったんです。
スプリンクラーって、水道工事と思われがちですが実は防災屋さんなんです。水道でも空調でもない、どちらかというと電気屋さんなんです。やっていることはほぼ電気工事なんです。

スプリンクラー専用の書類や図面があるのですが、当初はすべて手書きしていました。定規で200分の1とかの図を平面図を見ながら手でこつこつと書いていました。物件としてはグループホームなどの集合施設を専門にしていたのですが、一件作成するのににものすごい時間がかかっていたんです。これが一番の悩みの種でしたね。

件数としては毎月3件平均、広さは800~1000平米を多く施工していました。工事の内容が特殊なので月に多くても3件の現場しかできないんですよ。まあ月に2~3件できたらいいほうです。昼間は現場で打ち合わせ、夜17時に帰社して21時くらいまで手書きしていましたね。

手書きでスプリンクラーの図面を書くとなると、時間がかかるのと、あと見た目が酷くなりますよね。消防署に提出する上で、きれいに書いた図面を出すのと手書きで出すのとでは全然違いますからね。

一件の図面を仕上げるのに1週間くらいはかかっていたんじゃないでしょうか。消防署の現場チェックが一か月の内7~15日は入るので、とにかく図面書類を早く書かなければならないんです。図面を書かないと見積ができないのでこれがいわゆる仕事の生命線でしたね。

見積のほうが大変では?と思われがちですが私は図面の方が大変でしたね。よく徹夜もしていましたよ。
今、全国に320か所お客様がいらっしゃるんですが、年間で150件取れる工事取れない工事を含めて図面を書きました。実際取れる物件はそのうち1割くらいなんですけどね。

 

――どのようにして弊社商品を知りましたか?

導入のきっかけは給水図を書けるソフトを息子の取引先の水道工事屋が入れるってことを聞いたんです。その方は、パソコンに詳しくなかったので私の息子に導入の際立ち会ってくれっていわれたんですよ。
その後、プラスバイプラスを導入した水道工事会社が紹介してくれたんです。それがきっかけでしたね。

今でこそわかりますが、入れる当時はこれを導入してどれくらい効率があがるのかわかりませんでした。最初紹介されたときも「これ水道工事ソフトだろ?」「スプリンクラーのソフトじゃないだろ?」って紹介してくれた人に聞きましたから。

「いや、でも一回見てごらんよ」、っていうから見せてもらったんです。で話を聞いてじゃあ一回いれてみようかってことになって入れたんです。
今では台数も増設して複数台使用させてもらっていますけどね。

 

――弊社のCADシステムを導入した後の状態を教えてください。

ソフトを導入したあとは、書いた図面をFAXで流しても取引先が嫌がらなくなりましたね。あと、電話でかかってくる質問数が激減しました。
明日までとか明後日までとか三日後までに書いて、とかよく言われていたんです。時間がかかるのでそんなの急には無理ですよーとかよく言ってましたね。

 

――具体的にどのような業務が時間短縮した成果が出ましたか?

手書きで書いてFAXしたあと、「ここはどうなっているの?」「これは何?」等と質問電話が取引先からよくかかってきていたんです。だいたい毎回1時間くらいは質問電話がありました。

それが激減しましたね。図面が仕事の出入り口だからそこから大幅に変わりましたね。手書きもCADで書いた図面も同じ図面なんですが、受ける側からしたらなんとなく手書きは不安なんでしょうね。だから質問がたくさん飛んでくる。
それが今はCADを導入してからなくなりました。

スプリンクラーの立面図を手書きしていたときは立面図だけで2日くらいかかっていたかもしれません。

 

――弊社サポートの満足度はどれくらいですか?

まず、平面図を書けば、同時に立面図が出てくるのを見せてもらってこれはすごいなと思いましたね。しかもきれいに書ける。手書きしていて苦労したのはやはり立面図の角度でしたね。
導入後、月2件の図面しか書けなかったのが今では台数が増えたこともありますが20~30件書けるようになりました。

外注で図面作成を頼むと1件あたり6~7万取られるんですよ。外注はコストが高いですから。
あと、大きな違いは消防署に図面を持っていったときの反応の違いが大きいですね。

受ける側の印象も違うし、こちらもメーカーしてハクがつくというか、会社の信用度が上がりますよね。

 

――未来のplusCADユーザーへ一言お願いします。

平面を書けば同時に立面図が出てきますからいいですよってことと、経営者の方には、是非この図面作成にかかっている時間をお金に換算して計算してどうなるか考えてほしいですね

私ははスプリンクラーの図面作成に使えるのか?と最初思っていました。
スプリンクラーメーカーとして言いますが、お金に変えられない信用を手に入れることができました。
経営者の方には是非このかかっている時間をお金に換算して計算してどうなるか考えてほしいですね。水防協としては元は十分すぎるほど活用できていますよ。

 

お忙しい中ありがとうございました。

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